シビリアンコントロール

SAPIO』2004年10/27号にツッコミを入れている人がいる.


唯、「いまこそ平成の安保大改定を目指せ」と言う対談での安部晋三氏の意見は看過できない物があると思います*2。

何が看過できないかと言うと;


まず、この人は自衛隊の現状と方針をわかっていないか見て見ぬふりをしていると言う感じがします。

  1. 自衛隊の兵器は確かに最新鋭の兵器もありますが、調達体制に問題があり、大多数は80年代以前の兵器を使っており、それも数としては充足しているわけではないし、欠損補充もままならない。退役が進んでいる兵器の補充や一般物資の補給すらままならないのが現状です。
  2. 自衛隊の兵器は基本的に*3日本の国土及びその周囲での使用が前提に設計されており、外国で使用できる程甘くはない。
  3. 自衛隊の体制自体を海外遠征軍に切替えると、補給や戦術などの社会的でない、純粋に軍事的な部分を見ても、日本本土の防衛・警戒と言う、本来の自衛隊の任務のかなりの部分を放棄しなければならなくなる。もしくは経済体制を旧ソ連のような軍事偏重の体制に変革しないとならなくなる。

色々ツッコミたいところがあるけれどとりあえず要点だけ簡潔に.

安倍晋三氏は政治家なので,自衛隊の方針とかを決める立場の人.

政治家が「自衛隊の現状と方針」を変えてはいかんというのではシビリアンコントロールは成り立たない.