- 作者: 産経新聞イラク取材班
- 出版社/メーカー: 産経新聞ニュースサービス
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
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P.38の84mm無反動砲をかついだ隊員の笑顔がステキ.
番匠一佐(大佐)のインタビューがステキ(P.80).
ライオンはロバの仕事はできるけれど、ロバはライオンの仕事はできません。いまのイラクは、ライオンがロバの仕事をしているのです。それはライオンがやらなければいけないロバの仕事なのです。だから、ライオンが行っているのです。これを理解していただけますか。ロバの仕事だと思ってロバの構えで行くとやられてしまう。だから、我々は規律正しく行動し隙をみせてはならないのです。射撃にしても、しっかりと練度を上げるべきなのです。
じっさいにロバさんが誘拐されたり殺害されたりしてしまっている現状.日本がイラクの復興を手伝うことを是とするなら,ライオンさんに行ってもらうのが最も理にかなっていると言わざるをえない.
一方,本書をみるとイラク派遣の成果として以下のようなものが得られつつあるようだ.
先頃,自衛隊の派遣期間が一年間延長された.これまでの一年は自衛隊は一発の銃弾も撃たず,一人の犠牲者も出していない.これからの一年間もそうであって欲しい.