新年

あけましておめでとうございます.

昨年は大変な年でした.今年はせめて摂生して体を壊さないようにしたいものです.

世の中も昨年は災害続きで大変でした.それも日本だけでなく,12月26日のスマトラ沖地震は世界的な大規模災害となってしまいました.

日本はインド洋からの帰路にあった護衛艦3隻をタイに派遣.インド洋に行っていた3隻も救援に向かったと聞きます.昨日のニュースでは東京消防庁のヘリコプターもタイに派遣され,活動を開始したとのことでした.現地は特にヘリコプターが必要なようです.輸送艦陸自のヘリコプターを積んで行くという話が本当になりそうに思います.正月返上で働いてらっしゃる皆さまには頭が下がります.

今年はせめて自然災害は少ないといいのですが.

北朝鮮問題は今年は大きい展開があるのではないかと思います.拉致被害者の方々の一日も早い救出を願います.

逆に言うと,朝鮮半島の平和は相当危うい状況にあると私は見ています.金正日が退陣し,平和的な政権交代が起きることがベストなことなのですが.

しかし,そのような平和的解決も,周辺国の戦争も辞さない態度での圧力があってこそ起こり得ることです.逆にどこかに隙があれば,窮地を打開するためにそこを狙って北朝鮮から戦いを挑まれる恐れがあります.

今後日本が経済制裁を行うにしても,「戦争できないから経済制裁」,などというふざけたことを言うべきではないでしょう.北朝鮮問題を打開するための有効な手段として,武器を使わない戦争の一種として,確実に勝てるよう思慮深く行うべきものです.もちろん,いつ武器を使う必要が生じても対応できるよう準備は怠ってはいけません.拉致被害者家族は,自分たちの家族が飢えることを覚悟の上で「経済制裁を」と訴えています.言えるものなら「成敗を」と言いたいことでしょう.その覚悟に応えなければいけないと思います.

もちろん,北朝鮮成敗が日本だけの力でできるわけがなく,多国間の協調を前提に問題解決をはかることとなります.しかし,一方では現状でできることは何でもしなければならないでしょう.『SAPIO』誌1/5号の荒木和博氏の記事にある「北朝鮮混乱時に備えて救出シナリオを作成せよ」という部分にはまったくだと思います.

もっとも,この記事,以下のようにあるのはどうかと思います.

災害派遣自衛隊の主任務ではない。これは消防の組織を拡大すれば対応できることで、自衛隊でなければできないのはタックの直接間接の侵略から国民を守ることではなのだろうか。

消防は自己完結型の組織である軍隊の代わりにはなりません.軍隊は国民の生命財産を守るために国家が保持する自己完結型の組織であり,災害救助も主任務と言うべきでしょう.災害と戦争は敵が人間以外か人間かの違いがあるだけで,どちらも国民の危機に違いはありません.id:spanglemaker:20041025参照.

今年は,日本の近くで大きい混乱が起きるような気がしてなりません.市井の徒としては,それにそなえて軍事の知識を少しでも多く身につけるのがよいように思います.

では,本年もよろしくお願いいたします.