南の虹のルーシー

南の虹のルーシー(1) [DVD]

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第1話「新しい土地へ」

ペリーヌ物語』が終り,今日からTV埼玉で再放送.朝7:00〜.

オープニングがいい.ポップル一家が出るのは冒頭の写真ぐらいで,あとはオーストラリアの風景と移民した人々の点景が続く(その中にポップル家もあったろうか).メインキャラの紹介に終始するのが定番となった今のアニメと違うところ.

長女のクララは清楚な声がいい.辻本夏実と同じ声だとはかなりしばらく気がつかなかった.名前はこの作品では「玉川砂記子」だったと記憶していたのだが,1話では「玉川沙季子」だった.記憶違いか,途中で変わったのか.

モッシュもモルモットだと思っていたのだがハムスター.

ハムスターがペットとして広まるのは20世紀後半なのだけど,まぁ細かいこと.

手元のスタジオムックの『わが家の動物・完全マニュアルハムスター』(ISBN:4921197113)によると(P.159),「ゴールデンハムスターが初めて文献に登場したのは1797年」,「標本の登場」(種として記載された?)が1839年.家畜化されたのは1930年にシリアのアレッポで捕獲されたものからだとのこと.最初は実験動物として注目されたとある.ペットとして広まった時期は不明.本書には「1965年頃よりコンパニオン・アニマルとして日本に定着」とある.

ということで,モッシュはきっと,移民船がスエズ運河経由の航路をとってシリアに寄港したときポップル一家が手に入れた珍獣という位置づけに違いない.なぜケイトが「ハムスターは冬眠する」と知っていたのかは謎であるが.

え? スエズ運河開通は1869年?

スタジオムックのハムスター本は分かり易いし写真はきれいだけど妙な点もある.

P.28に「綿の巣材は、大変危険なものなので使わないでください」とあるが,実際使ってみてまったく危険はなかった(ちなみにジャンガリアンハムスター).むしろ,ハムスターが綿をせっせと巣箱に運ぶ様子,巣材を敷き詰めた寝床で気持ち良さそうに寝てる姿が無茶苦茶可愛かった.

P.25のトイレの砂も,固まるタイプで特に危険はなかった.

P.27でハムスターボールも駄目だとあるが,どうもうちのはそんなことはなかった.平気な顔をして行きたい方向に走っていて,およそ「パニック」には見えなかった.

P.23ケージの「娯楽性が高いもの」はそんなにおかしなものがあるのだろうか.よく売られているサンコーのルックルックドワーフやマルカンのはむはむパークあたりなら問題ないと思う.もっともうちのは普通のケージだけど.

こんな感じで読者を迷わすところだけは難点.一方,床材で広葉樹のチップを薦めているところなどはいいと思う.針葉樹でハムスターがアレルギー症状を起こすことも稀だろうけれど,木の臭いが少ないという一点だけでも広葉樹の方がいい.