Great Spangled Weblog

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ネットゲーム防衛論

元陸将補の軍事評論家、松村劭先生の掲示板に妙な書き込み。ネットゲームで安全保障を論じる人出現。

あのぉ〜、上記に関連するのですが、偏狭な国家観を超えて
ボーダレスで、地球規模の安全保障を模索する方向では
ダメですか? 全世界の市民に向けた安全保障なら、
この概念がいいと思う。

と来て

どこの国の軍隊も、これは幕藩そのものだから、軍隊を
軍隊が守る事が役目であり、軍隊が消滅すると言うことは

幕藩が崩壊することなんですよ。

だから、軍隊は第一に市民を守るなん言うことは
虚構なのです。

あまりに、バカばかしくて、これ以上、軍儒/民需の両面を
取り扱う技術者との議論が出来たり、解りあえるともも
思えないんで、終わりにしませんか?

アリガトウ。

と去って行った模様。

捨て台詞残す人はまた戻るの法則からするともうしばらくいるのだろうか。

一連の書き込みは松村先生の「「政経分離」の対外政策」で粉砕可能だろう。

「軍隊は第一に市民を守るなん言うことは虚構なのです」。まぁそりゃそうかもしれん。

軍隊はまず軍隊自身を守れなければ市民を守るどころではない。勝利は敵野戦軍の殲滅にある。自分がやられては勝てるわけがない。無辜の市民を守るためにも軍隊は自分自身を守って負けないようにしなければならず、国家を守って秩序を維持しなければならない。もっとも、国家に属さない地球市民をどこまで守れるかはしらないが。

問題は、民主党の安全保障政策も似たようなものだということだな。「ボーダーレス」(国家「主権の相対化」なので民主党的には「グローバル」とはそういう意味)と「地球市民」は民主党憲法改正に関するキーワード。

http://www.dpj.or.jp/seisaku/sogo/BOX_SG0058.html