国家は虚構

という言葉を時々反国家な人から聞く。まあそうなんじゃないでしょうか。だから何、ということでもあるけれど。

同じように言うならお金も虚構。100円玉でおにぎりを買って一時の空腹をしのげるのは、100円玉にそれだけの価値があるという共同幻想が存在することによる。

日本円の価値は日本国が保障してるのであって、国家がなくなるとそういうのも消え去ってしまうのだけど、それでも国家は虚構だからいらない? 

虚構だからおろそかにしていい、というのはかように空しい主張。でもこんな主張がまだまだ世の中幅をきかせている。

追記;

  • 日の丸、君が代天皇制が嫌いな人はいても日本円が嫌いな人は聞いたことがない。それとも、貯金をドルにしたり人民元にしたりしてる人がいるんだろうか。
  • 社会主義革命を起こしたければキブツとかアーミッシュみたいな共同体を作って、それを成功させてから世に訴えるという手があるだろう。いきなり日本国はけしからん! 解体だ! では世の中を改めようというより、外国の謀略の手先のように見えてしまう。
  • 民主党改憲案などではボーダーレスだとか国家主権の相対化だとか言っているがそれには通貨はどうするか、という話はまだ聞かない。とりあえず日本円の今の強さを維持したければ日本国は現状維持しかないのだが。