選挙があるとだいたいいつも日本共産党は10%ぐらい票を集める。ということは、恐らく旧日本軍の軍用機のファンよりは支持者の数は多いのではないかと思う。
ところで、先日「キブツ」をキーワード登録した。登録する前に少しぐぐってみたのだけど、あまり知られていないようなので驚いた。
共同労働による自給自足を旨とした共同体で、内部では私有財産や貨幣経済を否定しており、はたから見ると共産主義の理想を体現しているように見える。しかもイスラエルの人口の3%を占め決して小規模ではなく、イスラエルの国家と共存して相当に成功しているものと考えられる。にもかかわらず、日本機ファンにとっての97戦ほどにも知られていないようだ。
日本に社会主義革命を起こしたいのであれば、こういう成功例をもっと紹介するべきであろう。
少なくとも、あるべき社会の理想をもっと積極的に掲げるべきだ。
それなくして、単に反政府、反国家の運動ばかりしているのでは、「国家転覆」が手段なのか目的なのか判然としない。というか「国家転覆」が既に目的にすりかわっているのではないか。
少なくとも、外国の謀略に荷担しているのではないかというような疑いは晴らすように努力したほうがいいだろう。
もっとも、実際に外国と通じている者はごく少数で、多くの左派の人は扇動されているだけなのだろうと思うけれど。
関連サイト;
- http://www.temasa.co.jp/kibutu.html
- http://www.geocities.com/genitolat/Utopia/007.html
- http://www2s.biglobe.ne.jp/~fdj/souko/n0216.html
ちなみに私はキブツのことは故糸川英夫博士の本で知った。それを読んでキブツに憧れるようなことはしなかったが、博士が唱える「ペアシステム」と、「ペアシステムでは日本のパートナーはイスラエルがいい」という説はとても面白いと思った。
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