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FIFAの厳罰決定

サッカー:6月の日朝戦、第三国で観客なし FIFA決定

 国際サッカー連盟(FIFA)は29日、本部のあるスイス・チューリヒで規律委員会を開き、3月の06年ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で観客が暴徒化した北朝鮮に対し、次のホーム試合となるB組第5戦の北朝鮮−日本戦(6月8日)の開催権をはく奪し、平壌ではなく第三国での観客なしによる試合開催を命じた。罰金2万スイスフラン(約180万円)も科した。北朝鮮は3日以内に異議申し立てができる。日本がW杯予選を無観客で行うのは初めて。

ザマーミロというのはまさしくこういう時にある言葉だな。

世界は軍事制裁に向けて動いているというのをこのニュースでも実感した。でなければここまで一国の顔に泥をぬるようなことはなかろう。

もちろん一般の北朝鮮人民やサッカー選手には罪はない(観戦できるのは特権階級)。金正日体制を打倒すればワールドカップ誘致も許されるだろう。経済制裁にしろ軍事制裁にしろ外から体制を変えるのはあくまで次善の策であり、朝鮮人民が自ら政権を改めるならそれに越したことはない。

なお、現時点での当方の予測。中国の出方。米韓合同軍の北進は中国は断固反対するだろう。場合によってはまた「義勇軍」を送り込んでくるかもしれない。逆に、北が南進してきた場合は中国は傍観するのではないか。韓国軍と米軍が南進を食い止め、逆に北進して金正日政権を排除するまでず〜っと。

米韓の先制攻撃を中国が黙認すると確信があればとっくに戦争は始まっていただろう。それで米国は、北に最初に手を出させることを基本方針としている。でなければ、軍事的緊張が続く中で在韓米軍引揚げはやらない。軍事的緊張にあって一方的な軍縮は相手の増長を招き、戦争の危険性を高める。米国は恐らくこれをわざとやっている。