Great Spangled Weblog

コメントははてなにログインすると可能になります(SPAM対策です)

ただ待つことはできない

米国のヒル国務次官補の言葉。


 北朝鮮が6カ国協議に復帰するのかどうか、その回答が注目されるなか、米政府高官は「別の選択肢もある」と改めてけん制する発言をしました。

 ヒル国務次官補:「直接対話に応じるが、6カ国協議を台無しにするつもりはない」
 ヒル次官補は「6カ国協議がベスト」と強調したうえで、北朝鮮が求める直接対話のあめをちらつかせながら、協議への早期復帰を求めました。米朝が5カ月ぶりに接触して以降、北朝鮮からの回答が当面の焦点です。ヒル次官補は、前向きな回答に期待感を示しながらも、けん制を忘れていません。
 ヒル国務次官補:「ただ待つことはできない。うまくいかなかった時のことも計画しなければならない」
 来週には日韓の担当者がワシントン入りし、ヒル次官補と今後の対応を協議します。最後の6カ国協議からまもなく1年。近く核実験という憶測も消えないなかで、外交交渉はヤマ場を迎えています。
[27日19時3分更新]

「うまくいかなかった時の」「計画」の進行具合。空母2隻が東アジアに前方展開*1

『軍事研究』今月号によると横須賀所属のイージス艦は現在5隻、6月に1隻、9月までにもう1隻増えるとのこと。

F-117韓国展開決定は昨日のニュース。グアムのB-2やB-52はいつでも長駆北朝鮮空爆可能。

ちなみに新月は6月7日だとか。

目が離せなくなってきた。

2005.05.31.追記:

空母については牽強付会が過ぎました。キティホークの行き先はオーストラリア、ニミッツの行き先は中東。ニミッツが西太平洋をわざわざこの時期に通過するところは「牽制」と解釈できる、というようなものです。

*1:これについては上に追記したように考え過ぎ

*2:1998年に大阪港に寄港し一般公開され、私も見学した