A級戦犯にこだわる意味とは

靖国問題では中国は「A級戦犯」が合祀されていることにこだわっている。


 両幹事長によると、胡主席は「日本の指導者がA級戦犯をまつっている靖国神社に参拝すること、侵略を美化する教科書の問題、日米の(安全保障の)共通戦略目標に台湾を書き込んでいること」について、「中国人民を含むアジアの人民の感情を傷つけ、長期安定的な日中関係の発展に悪影響を及ぼす」と指摘した。

では合祀をやめれば問題解決か? どうもそのような気がしないので、なぜに中国共産党に別段迷惑をかけていない「A級戦犯」がかくも問題なのかを考えてみる。

日本国内の反応はこのように割れる。

アメリカの方もこう来るかもしれない。

  • 東京裁判を否定するとは何事か
  • 太平洋戦争の指導者を祀るとはけしからん

つまり日本国内はこの件でアメリカの味方は増えないし、アメリカも気分がよくないだろう。

どうも日米関係悪化を狙うとしたら「A級戦犯」というのはいいネタのように思える。そして、台湾問題や海洋進出を考えると中国としては日米同盟はかなり邪魔だ。こう考えると「A級戦犯」にこだわる理由がなんとなく分かる気がする。

これはひとつの見方であって、正しい解答かどうかはまた別のことだが。

ちなみにアメリカのシーファー駐日大使の発言。


(小泉首相靖国参拝について)外国人である私がとやかく言う問題でないと思います。

靖国問題を煽っても、アメリカの対日感情を悪化させるという効果はないようである。