陸自車両、羽生SAに大集合

今日は昼過ぎに東北道を走っていて、何台か自衛隊のトラックを追い越した。その後羽生SAに自衛隊車両が集合しているのを発見。しかしその時点でSAに入れない状況であり、「装甲車も軽装甲機動車もいないし、館林ICで出て戻って羽生ICでまた折り返して、とやるほどでもあるまい」と強引に納得して先を急いだ。SAに寄っていたらプチ自衛隊イベントに遭遇と大はしゃぎしていたであろうことは間違いないが。

ぱっと見、車両は73式大型トラックと高機動車を確認した。トラックのうち2〜3両は155mm榴弾砲FH-70らしき大砲を牽引していた。途中で追い越したトラックにも「特」とあったので、第6特科連隊の車両らしい。どこかの演習を終えて郡山駐屯地に戻る途中の小休止のようだ。

これらの車両はすべて高速道路の料金を正規に払って移動しているはず。これは無料でもいいように思うが、そうすると道路公団に防衛費の一部を肩代わりさせるようなものだから、公費の目的にかなった適正な配分ということでは払う方が合理的であるし、まあ平時には現状でかまわないのだろう。

もちろん高速道路は、有事の際に重要な輸送ルートになる。本州の端から端まで、日本海側に高速道路が一本通っていることは、安全保障上かなり意義があるはずだ。有意義であることは、マスコミがよく「無駄な高速道路」といって叩きたがることとも符合する。普通の知能があれば、ネットワークが完成していない切れ切れの状態でまともに交通量があるわけがないことぐらい分かるはずだ。「無駄な公共投資」を叩くにしてももっといい材料を見つけてくるだろう。

もっとも、現在の高速道路の整備では表立って「防衛」を考慮していないことも確かだ。特に防衛という意義を持ち出さなくても民生向けだけで高速道路を整備するコンセンサスが出来、実際に工事がなされているところは、少々不況とはいえ、さすがに日本の経済力だと思う。ちなみに、日本では橋など構造物の設計でも「戦車荷重」とか軍用の荷重は一切考慮されていない。だからといって戦車が通れないということはまったくなく、戦車より荷重の厳しい、戦車を乗せたトレーラーが難なく通行している。