ハードディスクウォークマンはやすぎピッチピュア

id:spanglemaker:20050921の続き。

わが家のCDプレーヤー、DENON DCD1650はピッチコントローラーがついていて、±12%まで0.1%ごとにピッチを変えられる。

ためしに1%まで上げてみると、私の耳でもかなり音が変わるのが分かる。0.1%ではまったく違いは分からないが、1%ではもしかしたら、他のプレーヤーと比較しなくても妙に音が高いのに気づくレベルかもしれない。

というのも、振動数が倍違うと1オクターブ違うことになる。1音階の違いは全音で約12%、半音で約6%。こうした中で、1%の音程のズレは決して小さいものではないだろう。

人の可聴帯域は20Hzから20kHzと言われており、この間1000倍。2の10乗が1024だから、せいぜい10オクターブ。この中で半音の1/6程音程が違うということになる。なぜこれだけ誤差のある製品が堂々と販売されているのか不思議だ。

ユーザーが音の違いに気づかなかったとしても、演奏家の意図したものよりも1%も音程が違うものを再生している、ということの方が問題は大きいかもしれない。