What do you want?

Achtung Baby

Achtung Baby

小型デジカメだポータブルオーディオだと物欲まみれでここ数日過ごしてしまった。この間、それらを買うことはなかったが、余っている80GBのHDDがUSB接続の外付けHDDに化け、これが案外使えるのでAcronis TrueImageのVer.8とともにPC本体のHDDのバックアップ用のドライブとなった。ふたご姫☆スイングでレイン1体が出るまでにファイン6体とプーモ2体が手に入った。

こういう時、U2を思い出す。キーワードは「What do you want?」。

今ふりかえると私にとってU2のベストは"Achtung Baby"。その後の2作品もなかなかで、Zoo TV TourもPop Mart Tourも観に行った。

この頃の作品に通底しているのは、今の世の中、欲しいものはたいてい手に入る。でも、それで満足かい? といったもの。あり体に言えば「物質文明批判」なんだろうけど、それを田舎でスローライフとかいうのとは逆に、あえて欲望の権化に化けてみせる。

例えばライブでは、過剰な装飾をまとって「スーパースター」を演じ、それによってそれ以外の何者かになろうとしている。しかし聴衆にとっては、それをやっている当人達が紛れもなく「スーパースター」であるというややこしさ。だがそれがいい

曲としては、'Zooropa'や'Discothèque'など、これ以降も傑作があるが、アルバムとして通して楽しめるのはやはり"Achtung Baby"が一番だと思う。

そして、「あれを買おう」「これも欲しい」という気分の時に、少しだけU2の歌を思い出してみる。「到達できるけど、自分のものにはできない」(Discothèque)、「勝ち組になれる、食べることで痩せられる」(Zooropa)。でも、それで何がしたいのか「What do you want?」(Zooropa)。

でも結局色々無駄づかいしてしまう自分がここにいる。