久しぶりに飛行機で出張。
JALとJASが統合されてだいぶ経つが、空港に行ってようやくその様子が実感できた。飛行機の塗装はJALの方で統一されていて、もうJASカラーは地方の路線の機体にしか残っていないらしい。
ロビーで出発便を待っているとA300が通過していった。これが見事なJALの塗装。そこはかとない違和感。尾翼の4色の塗り分けが懐かしい。
以前、出雲−羽田便で夜帰ってきた時、タラップを降りて(ターミナルまではバスで移動)ふり返ると照明のもとA300の凛とした姿があった。中翼配置の翼、尾端まで一直線に伸びた背筋など、スタイルのよさに感心した。
ただしA300は座席にイヤホンのジャックがない。いつもイヤホンを持参して機内で落語を聴いているので、これに気がついた(もちろん聴診器みたいなパイプはある)。
ボーイング777もJALの塗装。JASの時の螺旋を描くストライプが秀逸だったので、これの塗装が変わったのが一番惜しいと思ったこと。その塗装は777就航当時公募されたもので、中学生の作品が採用された。10年も経たないうちに塗り替えとは。
http://www.boeing.jp/boeingjapan/j_history.html
塗装はともかく、このところJALはトラブルが続いているようなのでしっかりしてほしい。私が乗った便は何事もなかったので安心したけれど。