第9話「それぞれの虹」
これ作ってる人たちは、ベトナムからはアメリカより先にフランスが追い出されたことを知らないのだろうか?
カイ、リクとベトナム人が普通に会話できるのは、『明日のナージャ』方式か『トップをねらえ!』方式のいずれかだろう。もっとも後者はあり得ないか。
最後にジャーナリスト氏が父親の遺した写真を見るシーン。翼手を写した写真の裏に「1972年12月26日ラオス付近」とある。
id:spanglemaker:20051016に示した通り、この時期にはアメリカの地上部隊は撤収してるので、1話冒頭がこの日というのはおかしい。
とにかく「反米」がまずあって、考証は二の次という素晴らしいバカアニメである。
2005.12.04.追記。
ハノイ近郊=北ベトナムは地上戦は行われていないので地雷は多分ない。それで「不発弾」。不発弾だと普通死ぬだろうと思ったら*1「兄は死んで云々」のセリフ。多分「地雷」にしたかったんだろうけど(でなければ片足だけふっ飛ばすのは少々不自然)、一応このスタッフなりに考えてはいるのだろう。
2005.12.04.追記その2。感動した言葉。id:sutaminayaki:20051204から。
後は、無理に巨乳を強調しなくていいかな。
女性はね、胸じゃないんだよ。
やさしさと、強さと、遊んでいないことだよ。