よみがえる空

第2話「困難な仕事」

桜美かつし高山文彦氏のペアは『ガンパレード・マーチ〜新たなる行軍歌〜』と同じ。どうもここに一抹の不安がある。あれは戦争もの、軍事ものとして面白くなかった。後半など主人公のヘタレぶりが目に余る。

もう少し戦う男のかっこよさを描いてもいいのでは、と思うが、逆に、この人たちはそういうのは描いてはいけない、というフィルターでもかかっているのではないかと感じた。

で本作。離島の震災救助に出動する救難隊。全般としては見応えがあった。被災地での救難隊の活躍がかっこいいと素直に思える。

とはいえ、内田三尉のヘタレ描写が念入りで『ガンパレード・マーチ〜新たなる行軍歌〜』を髣髴とさせる。

本郷三佐ももっとシブくてかっこよく描けそうな気がするのだが、車がミニというのでがっくり。あのキャラにミニ愛好家のイメージはないぞ。普通の軽でも出しておけば「奥さんの車」で納得いったのだが。あと、ミニの後席でガラス越しでは外と普通に会話は無理だろう(後で窓ガラスを下げる描写を確認。あれ下がるのか!*1)。

なんでもないときに「お前は中途半端な奴だ!」といきなり胸ぐら掴む粗暴ぶり(1話)もいかがなものか。普段はもう少し飄々としていて、重要なポイントで「鬼軍曹」化する方がかっこいいだろう。普段から粗暴ではキャラに貫禄がない。

2話については時間の進行もよく分からない。4月で離陸が5時半ならもう少し明るいのではないかと思うし、ヘリの現場到着時刻を考えると7時か8時ぐらいなのに、東京で普通に仕事してる長谷川めぐみはもっと分からない(徹夜明けにも見えないし)。逆に、学校なら午前の授業が始まっているであろう時間に本郷三佐の妻子が家にいるのも少しおや? と思った。これは入学式は午後か、ということで後で納得(うちの子供の小学校もそうだった)。

キャラをもっと味わい深く、渋く、状況の進展をもっと分かりやすく、が今のところこの作品への要望。

写真は去年の入間基地航空祭UH-60とU-125が偶然重なって見えた瞬間。

*1:その後実車を見たが窓は固定だった