よみがえる空

第3話「苦しい仕事」

女の子の救助で盛り上げるだけ盛り上げておいて、なんという鬱エンド。id:spanglemaker:20060116で心配したのが杞憂ではなかったか。

「助からない」役は年寄りでもよかろうに、あえて子供にしてみたり。内田も内田で十分損なめぐり合わせの上に、葬儀屋ぶん殴るというDQNぶりまで発揮。こんなところが高山文彦氏の持ち味なのかもしれない(いい評価をする気はない)。いっそ全救助こんな展開で空自の黒歴史を目指すか。

シリーズ構成としてはここでズドンと落として、次から徐々に成果を出していって盛り上げてゆくのだろう。

本作、もちろん悪いところばかりではなく、むしろ緊迫感を巧く出していて、見ていて手に汗を握った。

上手な嘘もある。実際にはあの荒天でぶっつけで「はるな」にUH-60を着艦させるのはやらないだろう。あれはまさに神業。全通甲板で建造中の13500tヘリコプター搭載護衛艦は海自以外のヘリの運用も想定しているけれど(早く就航してほしい)。

逆にポカかもしれないと思ったのは、一瞬、UH-60とU-125Aが平行して同じ速度で飛んでるようなシーンがあったこと。ヘリコプターと固定翼機(それもジェット機)のスピードの違いを分かっているのだろうか? OP、EDでもUH-60とU-125Aが編隊組んでいるあたり、なんか理解度が危うい気がする。実際にはU-125Aは島上空をぐるぐる回って飛び、ヘリとは一瞬も編隊を組んだりしないはず。入間航空祭でのデモも、U-125Aが現場上空をぐるぐる旋回、その中心でUH-60ホバリング、という飛び方だった。