標記がキーワード登録されていて驚く。
群馬県民は上毛かるたについて認識が次のように進展するという仮定。
第一段階:全国の小学生は、群馬の名所をかるたで教わる
第二段階:群馬に上毛かるたがあるように、各県に○○かるたがある
かるたには寺社がいくつか謳われる。これを公立の学校で教えても誰も政教分離に反する、ムキー!とは言わない。歴史や地理の教科書に寺社が出ても誰も文句言わないのと同じだろうし、神道、仏教、キリスト教に関して中立性が保たれているからでもあるだろう。ともかく「給食で『いただきます』は宗教的だからやめましょう」とかいう教条主義的宗教排斥主義とは対極にある。
保守王国群馬を代表する文化ではあるが、じつは戦後まもなくできたものなので、中島飛行機などは謳われていない。上毛かるたには群馬流の戦後教育の思想があると考えることもできる。
今作るなら富士重工(スバル)は外せないかもしれないが。