この週末は東京丸ビルでロハスデザイン大賞2006というイベントが行われていた。
主催は「有限責任中間法人ロハスクラブ」(http://www.lohasclub.jp)というところ。
トヨタプリウスやエコキュートがどーんとあるのは分かるが、モノ部門にリコーGR DIGITALがあったのは不思議だった。このカメラのどの辺でsustainabilityが高かったりhealthに役立ったりするんだろう。
もっとびっくりしたのは、ヒト部門。鈴木嘉和(ピアノ調律師)とある。
「風船おじさん」と言えば皆さんご存じだろう。この方の奥様が書かれた本により、風船おじさんがとてもロハス的だと認定されたらしい。本はまだ読んでいないが、鈴木氏が風船で飛び立つという大冒険で訴えたかったことは、鳴き砂の保護だったという。
もちろん、風船によりアメリカまで飛んでゆくのは、移動手段としてとてもsustainabilityが高い。これは認めざるをえない。しかし、一方これははなはだhealthには悪いと言わざるをえない。
こうしてみると、「ロハス」ってのはやっぱり、実利より雰囲気が大切なのかな、と思ってしまう。
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