- 作者: かわかずお
- 出版社/メーカー: 洋泉社
- 発売日: 2006/04
- メディア: 単行本
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出版不可能と言われ続けていたかわかずお先生の作品集がついに出た。出版社は洋泉社。「漫画研究、批評の最終形態」という捉え方でこの異色パロディの単行本化を実現するとはさすが。
4月に出ていたというのに、不覚にもつい最近まで知らなかったので、今ごろになってようやく読んだ。作品ごとに絵のタッチから何からガラリと変るところは相変わらず素晴らしい。
どの作品もインパクトが強いが、個人的に最強のトラウマ漫画家なだけに、日野日出志先生のネタが一番強烈だった。一方、「画の鳥」にはけっこう感動した。
なお、掲載されている『裏/ウラBUBKA』掲載分はエロではない。その前に連載されていたエロ漫画の分もなんとか単行本化してほしいものだと思う。9○9とかM○Rとかまだまだすごいネタがあるのだから。