ひぐらしのなく頃に

祟殺し編

また話がリセットされて違う方向に分岐。今度は沙都子を中心に話が進んでいく。

見ていて手に汗握ったのは、圭一が人殺しを決意し、実行までしてしまう展開。

グロ描写とかオカルト展開とか感情的にブチ切れるキャラとかも十分怖いけど、この作品、主要キャラの誰かが必ず人殺しになってしまうところも怖い。自分は凶悪犯罪とは無縁だという自信が揺さぶられてしまう。

沙都子の叔父(鉄平)をブチ殺してからの圭一は、なぜか「死ね」と思った相手が必ず死んでしまうという事象にたちあう。これがラストのオチにつながっている。今回圭一は死なずにすむが、やっぱりバッドエンドだった。もっともアニメ版のラストはバッドエンドながらちょっと笑った。

謎が投げっぱなしなのは困った。後の回を見ても分からない。富竹と鷹野がなぜ死んだのかはシリーズ通して謎のままだが、鉄平の死体が消えたり、入江医師が自殺したり、梨花が殺されたりといったあたりがこの編では謎のまま残されている。まぁ自分で考えるなり、原作など別の資料にアプローチするなどが必要で、それも楽しみのうちということなのだろうけれど。

それにしても梨花の死体が見つかるシーンはショッキングだった。主役が人殺したり、幼女の死体が出てきたり、作品として普通やっちゃいかんことを堂々とやっているのがすごい。それでいてこのアニメには嫌悪感は沸かず、もっと見たいと思わせる魅力がある。なぜそうなのかはおいおい考えてゆきたい。

暇潰し編

祟殺し編と同じ世界で、その前後の時間を別の視点から描写。祟殺し編の謎解きにはならないが、ダム闘争に言及するのでシリーズ全体の背景がいくらか明らかになる。

事件後の話では大石刑事が定年を向かえて北海道に隠居している。どの編でも、いかに陰惨な展開になっても、大石刑事だけは無事生き残るらしいことが分かった。