地獄少女 二籠

第八話「偽地獄通信」

サブタイトルからして、どういう話か見当もつかなかったのだが、本編が始まっても先が読めなかった。Bパートに入ってからようやく、真犯人は栗山先生かも、と気づくようになってくるが、そこから馬場先生登場で、驚きの逆転展開。この回はストーリーの面白さが際立っていた。

しかも、口うるさくて憎まれ役であるはずの馬場先生が、最後にはすごくかっこよく見える。真剣な表情を変えずに<夫や子供と別れて平気でいられると思いますか>と語ったり、地獄送りになった栗山先生に<せめて楽にしてあげて>と涙したりするところはなかなかぐっときた。

一見イヤな先生でも、実は人間的に厚みのある、立派な職業人なのかもしれない、と示すようなところは、もしかしたらメインの視聴者である女子中高生向にけてのメッセージなのかもしれない。

良作が続く二籠だが、この回はその中でも最良の回の一つだと思う。