- 作者: 古森義久
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/11/16
- メディア: 新書
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日系BPのサイト、「SAFTY JAPAN」(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/)に2005年7月から2006年7月まで掲載されたコラム(http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/i/index.html)をまとめた本。
親米保守の人の国際情勢に関する記事はなるほどと思うことが多い。世界はこうあるべき、という願望の色眼鏡をかけていないからなのだろう。このスタンスには私は共感するところが多い。面白くて一気に読んでしまった。
ただちょっと細かいところだけど1ヵ所、P.160-161。
連続爆破が起きたのは大西洋の彼方とはいえ、国際テロでは一貫して最大の標的となってきたアメリカの首都ワシントンDCでは、すぐに厳戒体制が敷かれた。とくにロンドンでのテロの目標となった地下鉄やバスへの警備が強化され、近くの地下鉄駅入り口には、いつもはみない武装警官がずらりと立っていた。プラットホームや車内には軽機関銃まで持った完全武装の警備員が配置されたという。ホワイトハウス周辺も当然ながら警備の要員の数が大幅に増え、車両の出入りも頻繁となった。
列車の車内で警備員がM60やミニミを持っているというのは大事すぎではないかと。おそらく「軽機関銃」は「短機関銃」や「機関短銃」、「機関けん銃」の方が妥当だと思う。