Great Spangled Weblog

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2007年新潟県中越沖地震

家(埼玉)にいて、ゆっくりと長く揺れる地震を感じた。これは遠くで大きい地震が…、と思ったら新潟と長野で震度6強の大地震だった。

能登半島地震から3ヶ月くらいでまた震度6強の地震が起きるとは驚いた。それより、わずか3年でまた大地震に見舞われた新潟の方々が気の毒に思う。こんな短期間に、震度6強〜7という大地震が狭い範囲で起きることはそうそうないだろう。

新潟から北陸、淡路島を結ぶ線の上とその西側、いわば日本列島の背中の後ろ半分でこのところ地震が多く起きているように思う。あとは宮城県沖の地震もよく起きる。むしろ関東や東海の方が大きい地震が起きていないような気がしないでもない。それでも、日本であればいつどこで大地震が起きても不思議ではないので、用心するに越したことはないが。

今回、台風の翌日に地震が起きたことが気になる。

なん百年に一度というレベルの大災害は、災害対策では普通、他の災害と同時に起こることは想定していない。大震災と大洪水が同時に起こることを想定した防災訓練などどこもやっていない。

それはそれでいいと思う。が、中規模の災害は、他の災害と同時に起こる可能性が無視できないかもしれない。

中規模の災害が複数重なって、結果として大きい災害になってしまうという事態も、もしかしたら、今後は考えた方がいいようになるのかもしれない。