- 作者: 林義正
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2002/03
- メディア: 新書
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VRH35Zエンジンを開発し、日産のチームを指揮して1990年のル・マンで3分27秒02という大記録でポールを奪取、1992年のデイトナ24時間でついに優勝を成し遂げた、林義正氏のエンジニア一代記。
技術者魂がここかしこにこめられていて熱く心が燃えてくる。特に工学部の学生にはぜひ読んでほしい。
林氏の実積はVRH35Zの他、ツインプラグで急速燃焼のZ型エンジン、騒音低減の決め手となるベアリングビームなどがあり、これらを思いついたきっかけなどは本書に面白く書かれている。
図書館の本でなかったら付箋貼りまくって、ここで逐一抜き書きしたくなる。それはきりがないのでぐっとこらえる。代わりに検索して見つけた熱い書評を紹介する。