Great Spangled Weblog

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だからそれを恣意的編集と言うのでは?

4月5日のNHKスペシャル、『アジアの“一等国”』は、番組の予告を見た段階でかなりサヨク臭かったので見なかった。そして、案の定、あれは偏向報道だ!というので騒ぎになっている。

で、NHKの釈明があった模様(ニュー速+にて知る)。

「恣意的編集ない」 NHKスペシャルへの抗議に放送総局長

2009.4.22 18:43

 5日に放送された「NHKスペシャル シリーズJAPANデビュー 第1回『アジアの“一等国”』」の放送内容が偏向していたとして、「日本李登輝友の会」(小田村四郎会長)が同局に抗議したことをめぐり、同局の日向英実放送総局長は22日の会見で「台湾の人たちが親日的であることは当然、十分承知していて、それを前提にして伝えた」との認識を示した。

 その上で「番組の趣旨、文脈がある。全要素を平等に個別の番組で伝えねばならないとなると、クリアに物事を申し上げられない。(NHKの)放送全体の中で考えていただきたい。恣意(しい)的に編集することはない」と説明した。

 NHK広報局によると、同番組に対し、21日までに電話やメールなどで1900件を超える反響が同局に寄せられ、「戦前の台湾統治の状況をよく伝えていた」「日本は台湾によいこともしており、一方的に悪いという描き方は納得できない」などがあるという。

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/media/090422/med0904221844000-n1.htm

「恣意(しい)的に編集することはない」と言っているが、「番組の趣旨、文脈が」まずあって、「クリアに物事を申し上げ」るために「全要素を平等」ではなく不平等に扱うというのは、<恣意的な編集>でなくて何だというのか。偏向報道そのものだ。

だいたい、インタビューに恣意的な編集を行わなくても、クリアに情報を伝えられる場合もある。8本に別れていて全部見ると長くなるが以下の動画を紹介したい。

インタビューに極力手を加えていないながらも、言いたいことが明確に伝わってくる。すなわち、NHKは偏向している。日本の統治はいいことと悪いことが50:50と言ったのに、放送では悪いこと100になるようトリミングされていた。台湾人は漢民族とは言えない。「日台戦争」って何? 等。

日台戦争とは乙未戦争のことのようだ。「日台戦争」という言い方は一般的でなく、「大規模な抗日戦争と印象付けるため」大袈裟な表現だという声が上がっている。

日清戦争後、日本が台湾を割譲されたとき、日本軍と台湾人の間で数ヶ月間戦闘があった。

その戦いのことは「乙未戦争(いつびせんそう)」と言われているが、番組では「日台戦争」と紹介した。

日台戦争」という言葉はないので、私は、NHKがその戦いを大規模な抗日戦争と印象付けるために勝手に大袈裟な名称を創ったのだと思う。

http://blogs.yahoo.co.jp/deliciousicecoffee/39812899.html

日本が台湾を領有した際に日本軍と台湾人の間で数ヶ月間あった戦闘を、番組では「日台戦争」と紹介したが、「日台戦争」という呼称はない。いったい誰がそのような呼称を使用しているのか?NHKが、戦闘を大規模な抗日戦争と印象付けるために勝手に大袈裟な名称を創ったのではないのか?

http://ameblo.jp/kugishi/entry-10238604871.html

日清戦争後、日本が台湾を割譲されたとき、日本軍と台湾人の間で数ヶ月間戦闘があった(乙未戦争(いつびせんそう))と言われているが、番組では存在しない「日台戦争」として紹介。(※支那事変を日中戦争と呼称する行為に近いか?)

http://coffee-eclair.at.webry.info/200904/article_15.html

NHKスペシャル反日偏向は今に始まったことではなく、例えば2004年8月14日の放送もそうだった。下記参照。

http://pws.prserv.net/spanglemaker/essays/asahi_3.html#20040814