事故があったのは昨日。
海自YS―11、小月基地でオーバーラン…けが人なし
28日午後0時40分頃、山口県下関市松屋本町の海上自衛隊小月(おづき)航空基地で、海自厚木基地(神奈川県)第61航空隊所属の輸送機(YS―11型機)が着陸時、滑走路を約150メートルオーバーランして水田に突っ込んだ。周囲に人はおらず、操縦士ら乗員11人にけがはなかった。
小月航空基地の発表によると、事故機は長さ約1200メートルの滑走路に基地南側から着陸。北側のフェンスを倒して市道を横切り、約20メートル先の水田で止まった。海上幕僚監部は同日、事故調査委員会を設置して原因を調べている。
事故機は全長26・3メートル、幅32メートルのプロペラ双発機で、1973年に運用開始。厚木基地とほかの基地を結ぶ定期便として人や物資を運んでおり、小月航空基地には隔週1便を運航。28日午前8時に厚木基地を出発し、徳島基地(徳島県)、岩国基地(山口県)を経由して、午後0時50分に小月航空基地に着陸予定だった。
機長の中部宏2等海佐(50)は同型機の飛行時間が3000時間を超えるベテランという。ほかに操縦ができる副操縦士1人が搭乗していたが、小月航空基地広報室は「どちらが操縦していたかは現時点で明らかにできない」としている。
http://kyushu.yomiuri.co.jp/news/national/20090929-OYS1T00219.htm
(2009年9月29日 読売新聞)
話によると海上自衛隊のYS-11は4機のみということで、そのうちの1機がこのように壊れてしまったことは大変残念。見たところ脚が折れてへたり込んでいるので、修理不能ではないかと推測する。
事故機は厚木基地所属というので、手元の写真を漁ったら、2007年の厚木基地桜祭りのときに写した写真が出てきた。
これがありし日の写真。合掌。