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霞ヶ浦駐屯地開設記念行事

4月11日の航空学校霞ヶ浦校の記念行事から1ヵ月、5月16日には関東補給処の方の記念行事が行われた。

体調不良で霞ヶ浦校の方には行けなかったので、なんとしても今回の記念行事には行きたかった。

関東補給処の記念行事でも飛行展示があり、2007年からアパッチが飛んでいるという情報は聞いていたが、他の駐屯地に行ったり体調悪かったり、去年は天気が悪かったりでなかなか行けず、今回ようやく行くことができた。

プログラムを見ると、先月やったばかりだというのに、今回も飛行場地区で飛行展示がある。これはまず間違いなくOH-1とAH-64Dアパッチは飛ぶだろうと期待が膨らむ。この駐屯地のサービス精神の旺盛さに感動した。

式典開始は10:30からだというので9:30ぐらいに荒川沖駅に着くように移動。送迎バスに乗せていただいた。この時間だと招待者の背広の人ばかりで、一般客は2,3人と少なかったが、普通に乗せてもらえた。

会場到着後はまず広報センター裏の保存された装備品の撮影。87式砲側弾薬車があるのはちょっと貴重かも。KV-107の塗装が新しくなっている。

続いてヘリコプター体験地上滑走の抽選券をいただく。3000枚配布というわりに、配布開始後しばらくしてももらえたから、この時間の来場者はちょうどそれぐらいだったようだ。

売店に移動して食料と飲み物を確保。

式典会場に移動。会場には既に近づけないほど人がいるので、観閲行進目当てで道端に陣取る。大学のときの同じ部活だった人たち(今もSNSで交流がある)と偶然会った。しばらく一緒に楽しく過ごした。

式典は遠くから見学。祝辞が何言ってるかさっぱり分からなかった。その後高等工科学校のドリル演技。飛行場の方からヘリコプターの音が聞こえてきて気になる。そして観閲行進。最後にヘリコプター6機の観閲飛行。

抽選券の当選発表の時間になったので見に行く。なんと、当選。とたんにドキドキする。受付が遅れて体験地上滑走が遅くなると待つのが退屈なので、早目に受付してもらわねばと焦る。

ひとまず広報センターを見学。前回2001年に航空学校の記念行事に来たときはこの建物はなかった。

12時近くなって飛行場地区が開放されたので移動。補給処の方に体験搭乗用の90式戦車がいたことにはまったく気づかなかった。

飛行場地区に移動すると、装備品の展示の多さに驚いた。これは撮影が大変だと思いながらもともかくA格納庫で体験地上滑走の受付。13:00〜13:30に搭乗受付の搭乗券をもらう。これなら飛行展示のあとすぐ乗れる。

12:30からの飛行展示までのあいだにとにかく装備品展示を撮りまくった。救急車や88式地対艦誘導弾、化学防護車など車両多数。ヘリコプターもアパッチやシュペルピューマなど色々展示してある。それだけでなく、小火器の展示があってMINIMI、9mm拳銃、89式、64式の小銃などどれも触らせてもらえる。ハイチ派遣の装備品の展示もあるし、ボディアーマーや落下傘の試着ができる。そして奥にはPAC-3と中SAMという。リストアップしたらきりがないほどの装備品が展示されていた。

12:30からは飛行展示。OH-1とAH-64Dアパッチの起動飛行。

終わってからA格納庫に戻って体験搭乗の列に並んだ。第一空挺団の落下傘降下は見られず拍手だけ聞いた。待っている間にA格納庫にアパッチがトーイングされてきた。これはかっこよくてしびれた。OH-6DとOH-1も来た。

体験地上滑走は13:30から開始とのことで、開始後4機目ぐらいに乗せてもらえた。ヘリコプターに乗るのはここでの体験地上滑走のCH-47Jが唯一の体験。前回は1999年で、大雨で人が来なくて抽選も何もなく乗せてもらえた。今回は天気がよく、地上滑走の時間も前回の5倍ぐらい長く感じた。抽選の当選率は11/100とけっして高くないので、貴重な体験をできたことを感謝したい。

体験地上滑走を終えて、軽い脱力感を感じつつ少し装備品を見て、それから補給処に戻って、送迎バスに駅まで送っていただいて岐路についた。

以下当日の写真。

観閲行進。90式戦車も走るかと思ったら、エンジンとトランスミッションだけ登場。この写真はエンジン。シリンダーヘッドに三菱のマーク。

大型フォークリフト

OH-6D、UH-1J、UH-60J、OH-1、AH-64D、CH-47Jの6機編隊。

要人輸送ヘリコプターAS332L、「はと」。格納庫には「ひばり」も展示されていた。

PAC-3。ミサイルの模擬弾とともに展示。

OH-1の飛行展示。

お得意の手放しホバリング

なんと彩雲が出ていた。その下を飛ぶOH-1。

AH-64Dの飛行展示。ヱヴァ弐号機のごとく高空から降下しながら登場(旋回しながらの降下なので映画と同じではない)。こちらも彩雲の下を飛ぶ。

ホバリング

最後に高速で航過。

CH-47Jの体験地上滑走。振動がけっこうすごい。乗るときは後部ハッチから乗るのでエンジンの熱気がもわっとくる。

窓からエプロンが見えた。高度は30mぐらいとのこと。

体験地上滑走を続けるCH-47J。

AH-64Dアパッチの地上展示。こちらはレーダーを搭載しない機体。