今年の夏はやたら暑かったが、おかげで群馬県館林市が何度もニュースに出た。そのニュースの元になった気温の計測をどこでやっているのかというと、美園町にあるアメダス観測所。
それを今日見てきた。
場所は館林市の消防署の一角。
はっきり言って市街地にある。
また、百葉箱のように芝生の真ん中にあるのかと思ったら、緑のビニールシートの上にある。
こんな場所で観測しているので、水田や沼地のある郊外は、アメダスの観測値ほどには暑くはないのではないかと思う。
ともかく、このアメダス観測所で、2007年8月15日に40.2℃という、40℃越えの猛烈な暑さを観測してニュースになった。
翌日にはさらにこれを上回る40.3℃を記録した。
しかし、同日埼玉県熊谷市と岐阜県多治見市が40.9℃という日本新記録を達成し、館林のアメダスはその影にかくれてしまった。
それでも、40.3℃というのは観測史上第8位の値である。
ついでに、近くにあるカンセキ館林店に行ってみた。
ここは日清製粉の工場と、オリンピアという私営のプールの跡地。
開店当初は、敷地の片隅に製粉工場のサイロが残されていたが、今はもうなかった。