6月18日の福島県浜通り

高速道路の上限1000円の割引が終了するので、その前にまた福島県まで車で行ってきた。

今回は常磐道で行ける北限の広野インターまで行って、6号を南下し、勿来インターから帰ってきた。

広野インターを降りて国道6号、左に曲がって北に行くとすぐに原発20kmの通行止めに突き当たった。当然Uターン。

このあたりは商店は閉まっているし警察、自衛隊の車両多数、車から降りた人が防護服を着ていたり、とにかくピリピリしていて緊迫感があった。巡回していたパトカーは熊本県警の車両で、まさに国を挙げて原発事故に取り組んでいることが実感できた。

広野火力発電所。こちらも地震で被害を受けて懸命の復旧作業が進められている。先日一部運転再開したとのニュースがあった。

発電所前の国道6号の崩落現場。ここはまだ補修されていない。

国道6号を南下。いわき市に入って久之浜

津波で桁が流失した木橋

このあと駅から海側の住宅地へと向かって、被害の大きさに言葉を失った。震災後3ヶ月というのにここはまだ瓦礫がほとんどそのままだった。

写真は撮ったけれど公開するのはさすがに控えたい。私が出さずとも状況は検索で分かるはず。

6号線をさらに下って四倉。

港では打ち上げられた漁船がまだそのままだった。

道の駅よつくら港もひどく損傷していた。

がしかし。

なんと営業している!

表の屋台だけでなく、建物の中も損傷が少ないところを大漁旗で仕切って売り場にしていた。

福島の人のたくましさに感動しつつ、昼食はここで買って食べた。

ここから海岸沿いの道を走ったが、途中渡河部で通行止めだったので6号に戻った。6号線バイパスを南下、小名浜は前回見たのでパスして、植田まで来て、勿来発電所の方に行ってみた。

海岸沿いの住宅地で津波の被害のひどいところがあるが、そちらへの道はまだ通行止めだった。Google Earthで見ると防波堤が道路を塞いでいる状況で、復旧はかなり時間がかかりそうに思える。

それでは、と、最後に山の方に行ってみることにした。4月11日の地震で地表に断増ずれが現れた井戸沢断層(今回の断層については塩ノ平断層という呼称が提唱されている)の、最もずれの大きかった地点をひと目見たいと思った。

すれ違いのできない区間が何百メートルもあるような山道をビクビクしながら登ってやっと到着。

人の背丈ほどもある断層ずれをついにこの目で見た!

達成感と帰り道の不安と車を置いた場所が道の邪魔だったのとで、ぱっと見てばっと写真を撮ってから帰路についた。道をさらに上がればまだまだ断層ずれの露頭が見られるが、それは各所の報告で見るにとどめることにした。

雨の高速を一気に走って帰宅した。今回走行距離は約570kmだった。