室内で小物や動物を撮影するとき、光が足りなくて色々あきらめていた。
マクロ撮影用のストロボが販売されているが、数万からするので容易に買えない。
Nikon フラッシュ クローズアップスピードライトリモートキット R1 SB-R1
- 出版社/メーカー: ニコン
- 発売日: 2005/11/26
- メディア: エレクトロニクス
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相手が動物だとストロボを使うのもあまりよくないし。
しかし、最近になって、「LEDリングライト」というのが売られていることを知った。これはなんと数千円で買える。
GODOX RING 48 マクロLEDリングライト 034004
- 出版社/メーカー: ゴウドクッス
- 発売日: 2010/07/30
- メディア: Camera
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商品名はGODOX RING48マクロリングライトで、中国のブランド&中国製だが、ケンコーが取り扱っていて品質に心配はなさそう。
http://www.kenko-pi.co.jp/brands/godox/ring48led.html
あと、秋葉原でコンパクトデジカメ用の小さいリングライトを1500円ぐらいで売っている。
これは面白そう!
というので、まずは、内部にカビが生えて困っていたマイクロ60mmF2.8DをニコンのSSに持っていってカビ清掃を依頼した。
その帰りに、ひとまず秋葉原でコンデジ用リングライトを買ってみた。
リングの内径が33mmというのは案外小さいことが判明。うちにあるCOOLPIX S510とCOOLPIX S6000ではどちらもリングにレンズが入らない。
レンズの前面に手で押さえつければ使えるが、焦点距離によってはフレアが入ってしまうので使うのが難しい。レンズの横の胴体に密着させて保持する方がいい写真が撮れるようだ。
レンズの径が小さいコンデジをお持ちの方にはこのリングライトが安くてお薦め。
コンデジのマクロ撮影能力を十分に発揮できるようになる。
その後しばらくしてGODOX RING48が到着。
まずは標準ズームに装着して撮影してみる。
猫ぐらいの大きさの動物を撮影するならこれで十分。ただ、標準ズームをワイド側にするとLEDライトが写ってしまうのは注意が要る。
そして待望のマクロレンズの清掃完了。室内で昆虫を手持ちで撮れるとかすごい。
マクロレンズならこれぐらいまで寄れる。寄れば寄るほど被写体が明るくなるので、レンズのF値の低下を相殺してくれて助かる。
動物も一段と寄れるようになる。
ストロボと違い常時光っているので、突然強烈な光が襲って相手を驚かせることはないし、赤目が出ることもない。動画撮影にも使える。
ただ、難しいと思ったのは、LEDは太陽光とはやはり光の色が違うので、色がなかなか思うようにならないこと。RAW撮りしてホワイトバランスを後で調整するのがよい。
このリングライトは、電源もスイッチもカメラに依存しないので、リング本体だけで光らせることができる。つまり、一眼レフでなくても使える。
コンデジで使ってもこの通り。
さすがにリングにレンズが入らないということはなく、光量も十分にあるので、コンデジのマクロ撮影もより容易になった。
あと、LEDリングライトは、非常時にランタンとして使えると思う。