DR-150で書籍を自炊するときの解像度

本の自炊を始めて3ヶ月あまり。ある程度ノウハウができてきたので時々ここに書きたい。

まずは解像度およびスキャン時の設定。

解像度は最終的に以下のように設定している。

  • 300dpi 24ビットカラー:カラーページ
  • 300dpi グレースケール:モノクロで写真や図が多いページ
  • 600dpi 白黒2値:モノクロで活字だけのページ

いずれも、DR-150の付属ソフト、CaptureOnTouchの設定のうち、簡易設定は使わず、「詳細ダイアログボックスを使う」をチェックして細かく設定している。

300dpi 24ビットカラー

簡易設定だとどうも色が不自然になるときがあるようなので、詳細設定を使用。特に「裏写り/地色除去」のチェックを外している。読み取り面は「両面」。他はデフォルト値。

300dpi グレースケール

簡易設定で300dpi グレースケールにすると、スキャンがかなり速くてよい。しかし、裏写りが案外目立つので、片面原稿あるいは紙が厚い場合以外はお薦めできない。

詳細設定に対しデフォルトから以下を変更して使用している。

  • 裏写り/地色除去:オン
  • スキャンオプション:標準

特に漫画は、この設定だとこのスキャナとしては一番きれいに読み込めるようだ。

600dpi 白黒2値

白黒のページは、グレースケールならきれいに読めるが、保存するPDFファイルがどうしても大きくなる。差し支えないかぎり白黒2値で読んだほうが、たとえ600dpiでもファイルサイズが小さくなるのでよい。

簡易設定で600dpi白黒2値に設定すると、読み込みが恐ろしく遅くなってとても実用的ではない。

詳細設定でデフォルト値を以下に変更すると、読み込み速度が実用的な速さになる。

  • スキャンオプション:標準

デフォルトは「先読みスキャン」。これをやめる。

この設定を使う場合、普通の書籍が多いので、スキャンに時間がかかるといっても重送などのトラブルは少なく、他の作業ができるのであまり苦にならない。

ファイルサイズは新書1冊でも10MB〜15MB程度で済む。グレースケールだと60MB以上になる場合が多く、ざっと数倍に増えてしまう。

図版につていは、モノによっては600dpi 白黒2値で読んでもあまり汚くならないものがある。

写真はこの設定ではかなり荒れる。写真のページが数ページなら、それだけグレースケールで読んで差し替えるようなことをしている。

読み取り面

他の設定項目で、ちょっとややこしいのはこれ。

できるだけ「白紙をスキップする」にして、余計なページは読まないようにしたいところなのだが。

小さい活字で「目次」だけとか、本のタイトルだけとかしか書かれていないページは、けっこうな確率で「白紙」扱いして飛ばされてしまう。

カラーの本なら片面だけの場合が少ないので、「両面」に設定している。カラー片面のパンフレットなどはフラットベッドスキャナを使う。

他の場合は、「白紙をスキップする」と「両面」を使い分けている。普通の本では本の最初の方で間違って飛ばされるページが多いので、そこだけ「両面」で読むか、読み飛ばされたページを後から読んでPDFの編集で挿入するかのいずれかの対応をとっている。