10月2日に土浦駐屯地/武器学校の記念行事に行ってきた。08年以来3年ぶり。
駐車場の状況が分からないので電車とバスを乗り継いで行った。自衛隊の送迎バスは招待者専用なので、一般人は路線バスを使うことになる。関東鉄道バスは20分に1本ほどあって、10分で到着。割合と便利だと思った。土浦駅からの運賃は290円。ただし現在PASMO / SUICAには対応していない。
10時少し前に到着してみると、道路の渋滞はまったくなし。ただし、駐屯地内で一般の人の車がびっしり渋滞していた。
さっそく戦車体験搭乗の整理券をもらいに行ったら既に終了。12:15からの配布もあるというが、それに並んでいたら式典や装備品展示が見られないので今回は我慢。次回は電車、車いずれの場合も9時前到着を目標に来たいと思う。
装備品は、いきなり89式戦車と10式戦車が展示されていた。逆に言うと、例年車両は沢山展示されているが今回はこの2両のみ。少し前まで震災で大変だったので今年は地味なのは仕方ない。
10:30から1分の黙祷の後式典(観閲行進あり)。11:30から同じグラウンドで装備品展示。戦車を含む各種車両が会場前で走行展示された。また、OH-1とAH-1Sの2機のヘリコプターも飛来した。
戦闘訓練展示は今回はなし。先の装備品展示と、12:30からの「イベント」がその代わりとなっていた。イベントはまず隊員有志による常陸陣太鼓。続いて高等工科学校によるドリル展示。最後に霞ヶ浦高校のチアダンス展示が行われた。
この後、広報館や火砲館、3式中戦車などを見学して帰路についた。
以下当日の写真。
89式戦車。
10式戦車。実物を見ると写真の印象よりずっとかっこよくてしびれる。これが74式の後継として全国に多数配備されるかと思うと胸が熱い。
観閲行進より炊事車。野外炊具1号とそれを牽引するトラック。
装備品展示よりOH-1。
最近何かと話題の88式地対艦誘導弾。
89式装甲戦闘車。
いつもながら美しい74式戦車。
広報館の銃器展示室より、ソ連兵の標準的小火器、PPSh-41短機関銃。
ゲリラの装備でおなじみRPG-7。
かように、ここは自衛隊の装備とかけ離れた様々な銃器が展示されていてものすごい。
ちなみに、これらの火器は使用不可能なよう改造されているとのこと。自衛隊の展示品だからすべて実動するのかと思ったが違った。
考えてみれば、駐屯地内とはいえ、屋内に普通に並べて展示されているので、プロの窃盗団が本気出したり時間を操れる魔法少女がいたりしたら盗まれる恐れは十分にある。無稼動化はやむをえない措置であろう。
零戦の98式射爆照準器。照準器は本物で、レストアされて使用できるようにしてある。覗いてみると照星が本当に前方の十分な遠方に投影されるのを見ることができた。
最後におまけ。