10月23日の立川防災航空祭の写真。災害救助行動展示編。
大地震発生。飛行場に設置された家屋で火災発生。すぐさまOH-1が飛来して偵察を開始した。
続いて偵察バイクが急行。珍しくまともに撮れたのでWebで公開してみる。
燃え上がる家屋、災害現場の情報収集に当たるOH-1と偵察バイク。
警察のベル206「はやぶさ」が災害発生を知らせ避難をうながす放送を行った。
火災現場にヘリコプターが続々飛来して放水。まずはUH-1J。
続いて消防庁の「はくちょう」。
CH-47。水は家屋にダイレクトヒット。
消防車が到着し地上からも放水。
消防庁の「つばめ」から隊員が救助のためリペリング降下。
同時に自衛隊のUH-1Jからも隊員が降下。
UH-1HとUH-1Jが着陸。UH-1Hからは国立災害医療センターのDMATの隊員が降りてきた。
エプロンにあるY31セドリックには人が閉じ込められていた。やがて火災も発生し、消防が消火を行った。その後レスキュー隊が電動ノコギリでドアを破って中の人を救助した。
後方の家屋では自衛隊とDMATが共同で被災者の救助に当たっていた。
建物の屋上を模したと思われる高所作業車から消防の「つばめ」が怪我人をホイストで収容。
その横では警察の「おおとり」が怪我人を収容。
自衛隊のUH-1Hも怪我人を収容。
DMATが救出した怪我人は着陸したUH-1Jが収容。
国立災害医療センターの救急車も怪我人を収容。DMATに消防が手助けしている。
その後方では、着陸したUH-1から自衛隊員が救援物資を運び出し、それに向かって避難民が受け取りに走っているのが写っている。
CH-47が着陸し、多数の避難民を輸送。これも今回の震災で見られた光景。
このヘリが離陸して災害救助行動展示は終了となった。
震災直後だけあり、あのときに自衛隊、消防、警察、DMATが行ったことをおおむね一通り見せたという印象。そして、これらの組織の見事な連携がきわだっていた。
首都の防災の拠点である立川駐屯地、その高度な能力の一部を存分に見せていただいた。