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松戸駐屯地59周年創立記念行事

10月29日の土曜日に開催されたので行ってきた。

9時少し過ぎに到着。今年は素晴らしい晴天。

通常より早い9時40分から記念式典が開始された。国会議員の祝辞では佐藤正久参議院議員も壇上に上がった。氏が議員になってから何度も陸自記念行事に行っているが、毎回代理の方が来てばかりで、ご本人の祝辞を拝聴する機会がなかったが、ようやく生で聞くことができた。

式典終了後は海自のSH-60JとP-3Cが祝賀飛行、高射学校音楽隊の音楽演奏、UH-1Jからの空挺降下、災害派遣活動紹介、そして戦闘訓練展示で11時45分ぐらいに一連の行事が終了した。

その後車両の体験試乗の受付に行ったところ、軽装甲機動車乗車整理券配布に間に合い、午後1時半ぐらいに無事体験試乗できた。

前回は後席中央で立って乗ったので椅子の座り心地がわからなかったが、今回は助手席に座らせてもらった。サスペンションと厚いシートのクッションで意外にソフトな乗り心地だった。視界はあまりよくなく、市街地の取り回しは乗用車のようにはいかないだろうと思った。本格的な装甲車に比べればずっと楽ではあるだろうけれど。

体験試乗が終わってから駐屯地を後にした。

せっかく松戸まで来たので、新京成で松戸に出てさらに馬橋にまで移動。流山電鉄に乗ってみた。終点流山からは歩いて流山セントラルパーク駅まで行き、つくばエクスプレスで家路についた。

以下当日の写真。

駐屯地で出迎えてくれた千葉衛隊員。

03式地対空誘導弾のミサイル本体。

訓練用の模擬弾のはずだが、動翼のヒンジ部など細部がやたら本物っぽく、フェイクとして作ったものではなく、本物のミサイルを発射できなくしただけのもののように思える。

ともかく中SAMのミサイル本体は高射学校の記念行事でも見られないものなので、松戸ならではの貴重な出し物と言える。

浄水セットの車体部。浄水装置がむき出しなのを改めて知った。

SH-60J×3機による祝賀飛行。

中SAMの電源車。

P-3Cによる祝賀飛行。

空挺隊員を乗せて駐屯地から離陸するUH-1J。この後音楽隊の演奏。

第一空挺団隊員の空挺降下。今回は3人が降下した。

災害派遣活動紹介。東日本大震災で出動した各種車両がグラウンドを走行し、各々紹介されていた。

写真は燃料の輸送部隊。震災時の深刻な燃料不足は記憶に新しいところ。

野外炊具1号。車両に曳かれた状態で湯気を立てている。「走行中に調理できる」というのは本当だった。

消防車。乗員が防護服を着用している。原子力災害に出動したもののようだ。

野外入浴セット「松戸の湯」。福島県いわき市に展開したとのこと。

戦闘訓練展示。今回は指揮官は82式指揮通信車に乗車していた。

敵地上部隊を排除して中SAM、近SAM、M2重機関銃装備の1/2tトラックが展開。写真は探査を開始した中SAMレーダー車。周囲で64式小銃を持った隊員が護衛についている。

敵役で飛来したAH-1S

中SAMで東京湾上空の敵機を撃墜した後、接近してきたこの機体を迎撃して訓練展示は終了となった。