幕張メッセの恐竜博に行ってきた。2009年以来3年ぶり。
今回のテーマは羽毛恐竜。
今や恐竜というのは羽毛があって当たり前らしい。
確かにコエロフィシスのような小型の恐竜は羽毛はあったろうが。
↓のような大型の恐竜にまで羽毛があったというのは驚く。
ゾウやサイなど大型の動物は体温が安定するので毛があまりなく、恐竜もそうだと思ったのだが、確かにマンモスも毛があったから、生息環境などにより大型の恐竜でも羽毛があってもおかしくないのかもしれない。
これがその証拠。世界初公開のユティランヌスの化石。
けっこう大型の恐竜だが羽毛の痕跡があるとのこと。
その他の展示は割と普通の恐竜展。
竜脚類4種の頭の比較。
今回新顔の一本角のシノケラトプスも展示されていた。ティラノ対トリケラ(北米大陸)と同じような対決がユーラシア大陸(中国)でもあったらしい。
羽毛恐竜のメカトロニクスで動くようにした展示。
そして最後の方で新生代の展示になるのだが、なんとディアトリマの全身骨格も展示されていた。
恐竜絶滅後の世界で肉食恐竜のニッチに進出した「恐鳥」の話は聞いていたが、骨格を組み立てたものを見るのはこれが初めてだ。確かにこれは迫力がある。
高さ2m以上から振り下ろされる嘴の尖った巨大な頭、というのは当時の哺乳類にとってまさしく恐怖の光景であったろう。