ソニタブを購入して1年たつが、我が家になくてはならない機器となった。
自分の使い方は、1にネット、2に電子書籍。外に持ち出すことはほとんどなく、仕事では1度も使っていない。
自分が家にいないときは、妻子がゲームとかでも使っている。ネットで漫画とか買えると教えてもピンと来ないようだ(あまり好き放題買われても困るが)。
システムのアップデートはメジャーなものやマイナーなものがいくつかあり、現在Android4.0。4.1へのアップデートは聞いてないので、今後はもうないかもしれない。
4.0になってソフト的には現行商品のタブレットとそれほど遜色ない状況にある。
昨年末ぐらいにマイナーアップデートがあり、スリープ復帰後にwifiにつながる時間が短くなった。この改善はとてもありがたく、ネットが使えるまで何秒か待たされたのが1秒ぐらいになってとても便利になった。
システムアップデートでDLNAクライアントとしても使えるようになった。PCをサーバーにしておけば、画像や音楽、動画などを共有できる。
しかし、デジタル放送の録画番組は、ソニーのBDレコーダーやnasneなどでないと再生できない。相手がソニーの機器なら、テレビ放送もソニタブで見られるのだが。
いい点はこういったシステムアップデートがまめにあったことだが、以下はよくなかった点。
まず、購入後9ヶ月ぐらいしてから、スリープから復帰しなくなった。最初は何度かに1度、という頻度だったのが、いつの間にかスリープに入ったら絶対に復帰しない、という状態になってしまった。針金で強制リセットしないと起動しないし、その後スリープに入るとまたリセットしないとならない。
まだ保証期間内なのでサポートに電話。結局メーカー送りとなり、向こうでも症状が再現されたので、マザーボード交換となって帰ってきた。
なお、メーカーに送る方法は、提携している運送会社が梱包用の箱を持って自宅に引き取りに来てくれるというもので、受け取りは当然宅配便であるし、ユーザーが一歩も家から出ずにモノをやりとりできるのはとても便利だと思った(送料は向こう持ち)。
M/B交換なのでソニーとしては利益はふっとんだと思うが、不具合のデータとして今後の製品開発に役立つだろうから損ばかりではあるまい。
修理されたあとはスリープ復帰の問題はない。といってもまだ9ヶ月もたっていないので、絶対大丈夫とはいえないけれど。
充電中の長期間のスリープの際、電源が落ちてしまうことがあるが、これはまあ、起動するのに問題ないのでさしたるものではない。
突然wifiがつながらなくなる問題の方が今のところやっかい。数日に1度ある。基本的には、電源ボタン長押しによる強制終了か、針金によるリセットで解決する。時々AOSS for Androidを使って再設定しないといけないときもある。この辺法則性がいまいち分からないが、リセットとAOSSと、時には無線LANルーターの再起動と、これらの組み合わせを色々やっているといつか繋がるので、自分で解決可能な問題ではある。
あとは、1年半ぐらい前の製品ということで、性能的に見劣りするようになってきている。スマートフォンを003SHからRAZR M 201Mに機種変してみたら、201Mが速い。すでにこの機種は、タブレットでありながらスマートフォンに性能で負けつつある。
スマホといえば、テザリングができるようになったので、今やソニタブも場所を選ばずネットできるようになった。まあ普段持ち歩く気はしないので、正月帰省したときに試してみたぐらいなのだけど。プロバイダの方で公衆無線LANのオプションをつけたのでマクドナルドとかでもネットができる。
ソフトは以下の3つが新たによく使うソフトになった。
まずJanetter。TLで画像をサムネイル表示してくれるのでtwiccaより便利。twiccaが時刻を相対表示にしたり非公式RTできなくなったりという仕様変更を受けているので、他のクライアントを探していて結局これになった。Janetterであと便利なのは、ツイートをタップして、そこにあるメニューから、発言者をミュート設定できること。不愉快なRTはこれで今後見えなくすることができる。日に100も200もRT回してくる人をフォローする場合これは必須。
GALAPAGOS電子書籍アプリ。003SHが「GALAPAGOS」を名乗っていたのでその流れでアプリのGALAPAGOSをインストールしてみた。書籍のラインナップが割と豊富で、リーダーもそこそこ使いやすいので、すでに20冊ぐらい購入している。Kindleで配信していない書籍も割とあるので、当面は手放せない。
例えばこの漫画は現時点でGALAPAGOSにはあるがKindleにはない。
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Kindle Reading Apps。昨年秋から日本向けのKindleがスタートしたので、さっそくアプリを入れた。しばらく青空文庫の『田舎教師』しか入れていなかったが、ここにきて植芝理一の漫画が大量投入されたので、氏の漫画はKindleの方で読もうと最近購入した。
こちらもリーダーの使い勝手は割といいようだ。
漫画の電子書籍化は、場所をとらないので歓迎したいのだが、
上の写真にあるような背表紙や、カバー下の表紙裏表紙に描かれたもの、原書の初版発行時期などの情報などが入っていないのはいただけない。自炊する場合は極力印刷された情報をスキャンするようにしているだけに、購入した電子書籍があっさり情報を捨ててくれてしまっているのはとてもよくないと思う。
ソニタブはまだ1年ぐらいは使える性能をもっていると思うし、保証は3年保証に入っているので、なんだかんだいってその期間使ってしまうと思う。しかし、もちろん今から買うなら最新版をお勧めする。ペリタブは側面の大きい丸みこそなくなったが、まだソニタブの独特のデザインを受け継いでいる。次あたりは平凡なデザインになるかもしれないが、しばらくは独特の存在感を持ち続けていてくれそうだ。
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