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「拉致」救出国民大集会

昨日4月27日に日比谷公会堂で行われたので行ってきた。

2009年以来5年ぶりの参加。他の予定と重なったり体調がよくなかったり、昨年9月のときは台風も来たりで、なかなか参加することができなかった。

参加者は約1500人とのこと。座席には余裕があった。

この集会ではヤジを飛ばす国士様がつきものと思っていたが、昨日はそんな人はいなかったようだ。荒れた雰囲気にはならなかった。

今回の集会は「もう我慢できない今年こそ結果を!国民大集会」と銘打っていて、拉致問題の解決にあまり時間が残されていないことが強調されていた。

拉致被害者の親の世代は高齢化が進み、一番若い人が横田早紀江さんという状況。亡くなられた親族の方も多く、一日も早い解決が本当に望まれる状況にある。

会の進行は政治家の挨拶、横田ご夫妻と増本照明氏による報告、家族会の方の「ひとこと訴え」、荒木和博特定失踪者問題調査会会長の挨拶と特定失踪者のご家族の紹介、そして塚田一郎拉致議連事務局長による決議案朗読、そして閉会となった。

安倍総理は前回9月の集会には出席したが、今回は月に1度の被災地訪問と重なってしまったため出席できなかった。しかし比較的長いメッセージを作成され、菅官房長官がそれを代読した。

家族会の方から今回「報告」とあるのは以下のような進展があったため。

  • 3月17日の国連人権理事会で増本氏が出席し拉致被害者救出を訴えたこと
  • モンゴルにて横田ご夫妻が孫のウンギョンさんやその娘のひ孫に面会できたこと
  • 国賓として来日したオバマ大統領が横田ご夫妻および飯塚繁雄家族会代表と面会したこと

増本氏の訴えに対し、北朝鮮代表は机をドンドン叩いて不快感を表し、それが逆にあの国がどういう国であるのかを国連の場で示す結果となったと評された。拉致被害者家族と北朝鮮政府が直接対峙した場になったとのこと。

横田ご夫妻がモンゴルで孫のウンギョンさんと面会したことは広く報道されている通り。ご高齢のお二人にはきつい旅行になったとのことだが、孫、ひ孫と面会でき、水入らずの時間を過ごせたことは喜しかったという。

ただ、面会の場面は目立たない場所から録画されていたといい、早紀江さんはそれを見つけて「拉致被害者を全員返してください」とメッセージをあえて喋ってきたという。また、そういった状況なので、ウンギョンさんは直接祖父母と会ってさえ、母が生きているかどうかについては何も言えなかったらしい。

これについて強調されたのは、確かにこの面会はひとつの前進であるが、「これで拉致問題が解決した」ということになってはならないということ。全員の救出、事件の全容解明、関与した人物の引渡し、これらが実現しなければ解決とはならない。

他に印象的だったのは以下のこと。

寺越事件が「拉致事件」として扱われるようになり、寺越武志氏の従兄弟にあたる寺越昭男氏が出席して話をされた。

山本美保さんについて、山形県で発見された遺体のDNA鑑定結果には納得いかないため、山形県警に再検討を要請している。

集会にはまた出席したい考えではあるが、早く事件が解決して、集会の必要性がなくなることをより強く望む。