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土浦駐屯地開設62周年記念行事

2011年以来3年ぶりに土浦駐屯地/武器学校の記念行事に行ってきた。

天気は台風18号の接近の影響を受け雨、ときどき風。

9:30からの戦車体験試乗の整理券配布に間に合うように着いたのだが、雨のため中止だった。

一方、グラウンドには一般客用にも十分な数の椅子が用意されていて、雨で人出もあまりなかったので座って式典を見ることができた。式典の後は戦闘訓練展示。これらの行事は雨天でも実施された。観閲行進や訓練展示は座席を離れてフェンス際まで出て撮影した。
訓練展示の後アトラクションが予定されていたが、これは中止になったようだ。

傘以外雨具を用意しなかったので、風や撮影時に傘をささなかったりでずぶぬれになってしまい、えらく寒い思いをした。せめてジャケットだけでも雨水を通さないものを用意すべきだった。

式典・訓練展示のほかは、広報館と雄翔館を見学し、それから東側出口から一時的に外出させてもらい、予科練平和記念館も見学した。あとは地上展示車両を撮影して、軽く昼食をとって帰った。

以下今日の写真。

最近はもっぱら止まっている状態だけだが、展示してくれるだけでもありがたい89式中戦車。

新しい装備のひとつ、中距離多目的誘導弾。

戦闘訓練展示。OH-1が偵察に飛んだ。

FH70による空包射撃。

10式、90式、74式と3代並んだ戦車。この後順に空包射撃を行った。

10式戦車用に120mmの空砲が開発されているという話は聞いていたが、今回初めてその射撃を見ることができた。また、この空砲は90式戦車にも使えるようで、90式戦車の空包射撃も今回初めて見ることができた。

ただ、音や火炎は74式の105mm砲の方が迫力あった。

進撃する10式戦車。

74式戦車赤旗は空包射撃の合図に使われる。今回空包射撃の機会は多かったが火炎の撮影には失敗した。

11式戦車回収車。会場正面で10式戦車が行動不能になった(という設定の)ため出動してきた。戦車とFH70が事前に砲撃して敵を排除し、戦車回収車が到着するとこの車両と10式戦車から乗員が折りたたみストックの89式小銃を出して周囲の警戒に当たった。考えてみれば戦車の乗員が小銃を戦車から出し入れするシーンなどそうそう見られるものではない。

後方に回収されてゆく10式戦車。

AH-1Sが敵を攻撃。この後戦車やFH70の援護のもと、装甲車が突撃して敵陣制圧。状況終了となった。

陣地で敵を待ち伏せる60式自走無反動砲。

3式中戦車。

駐車スペースの方の建物の前に古い大砲が展示されていた。日清戦争で使われたドイツ製の大砲だとのこと。

レンズの保護フィルタに水滴がかなりついた常態で撮影したが、思ったほど画質に影響はないようだ。保護フィルタが画質にいい影響を与えることはないと思うが、雨天のときなどはやはり、レンズを直接濡らすよりは、フィルタがあったほうがいいように思う。