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E12ノートのオーナーレポート

E12ノートが納車されてから5ヶ月ほどになる。この間約2000kmほど走った。それでこの車について色々書いてみる。

燃費

これまで給油は4回。1回は納車後なので満タン法に使えないが、残り3回はこんな感じ。

日付 走行距離 給油量 燃費 エコモード
8月23日 486.5km 35.09L 13.86km/L OFF
10月5日 608.7km 35.77L 17.02km/L ON
11月24日 565.0km 34.32L 16.46km/L OFF

北関東の渋滞のほとんどない道での結果。ほとんどが下道。8月の給油は猛暑の中のエアコン使用とエコモードオフの2つにより13km/L台のぱっとしない値になった。ティーダでは11〜12km/Lだったであろう時期なので改善はしているが。

秋になって、しかもエコモードをオンにしたら17km/Lを達成した。35Lと少々のガソリンで600km走るとか航続性能がすごい。

次の給油までエコモードをオフにしてみたら若干燃費が落ちた。どうも思ったより頻繁にスーパーチャージャーが動作しているらしい。あれは思いっきり加速したいときだけ動作すればいいと思うので、やっぱりエコモードオンを標準にしようと思った。

ちなみにエコモードオン時はスーパーチャージャーを動作させるためにはアクセルをベタ踏みからもう一段踏み込む必要があり、通常は動作しない。それで力不足かというと、ほとんどそんなことは感じない。車の排気量なんて案外少なくてもいいものだなと思った。

エンジン

この車は純ガソリン車で燃費を追求した車なので、エンジンは1200ccの3気筒、かつミラーサイクルと直噴を採用している。レスシリンダーという時代の流れに乗った車で、HR16DEの4気筒から1気筒削る形で3気筒1200ccとしている。

このエンジンの印象はというと、まず低速トルクがたっぷりあるので感心した。気筒数が少なくてロングストロークなら確かに低速トルクに有利だ。高回転側は可変バルブタイミングで対応しているがベタ踏みでも5000rpmぐらいまでしか回らなかったと思う(あんまりやってないので記憶があいまい)。

エンジンの音はティーダのHR15DEに比べて低い。DOHCっぽい高音はほとんど出ないで、ゴロゴロいう感じの低いくぐもった音がする。

振動は、巡航状態から軽く踏み込むとけっこう感じる。アクセルを強く踏むとあまり振動は感じない。停止時はエンジンが止まってるので振動しない。

弱い加速のときの振動は、3気筒だからというより、下道の巡航時の回転数が1100rpm程度というものすごいハイギヤードな状態だからだと思う。MT車でトップのまま速度を落として再度アクセル踏めば、4気筒以上でも同様に振動するだろう。

もったいぶらないでちょっとアクセルを早く踏んでやるとギヤ比が下がって2000rpm超えるので振動はあまり感じなくなる。

燃費や値引きでこの車を選んだような人は、これが軽自動車と同じ3気筒だとは多分気がつかないと思う。

なお、3気筒は低速トルクがあって抵抗が少ない他に、排気干渉がない利点もある。HR12DDRのカットモデルを見たら、3本の排気管がエンジン直後で1本にまとめられ、すぐに触媒につながっていた。触媒がエンジンのすぐそばにあるのは、始動直後でも排気が冷めずに触媒が働くようにという配慮。4気筒では4−2−1と段階を踏んで排気管をまとめる必要があるのでこうはいかない。P12プリメーラのQR20DEでは、触媒を排気バルブに近づけるために、2本の排気管が集まったところに置いていた。つまりエンジンを出た先に2つの触媒があった。

排気管の取り回しがシンプルでいいので、3気筒にするとその分も軽量化が可能。

まあ、HR12DDRはスーパーチャージャーインタークーラーの分があるのでHR16DEより重いのだが。

あと、3気筒は1次、2次の振動はバランスしているから、4気筒に比べてそんなに不利なわけではない。むしろ4気筒の2次振動のような重心位置が上下する振動が出ない分有利なところもある。1次のモーメントが不釣合いだが、これにはフライホイールとクランクプーリーにバランスウェイトを置いて円形の回転運動を水平方向に長い楕円に変える「日産アウターバランサーシステム」というのを採用している。水平振動の方がキャビンに入りにくくできるのと、水平振動の方が人は鈍感なため。

乗り心地と走安性

乗り心地はティーダよりいい。なお、メーカーオプションのアルミを選択したのでタイヤは185/65R15。ティーダよりフラットな走りで、サスペンションが仕事してる感じがする。ストロークティーダよりあるのではないかと思う。

まあ、硬いといえば硬いので、後席だと突き上げとか感じるかもしれないかもだが。

ハンドルの按配はティーダとあまり変わらず。抜群にいいわけでもないが悪くもなく。好きなように走れればそこそこ楽しい。普通の運転で不安に感じる場面はない。

その他

シートの出来が思ったよりいいのは感心した。メダリストだからなのか、他のグレードもそうなのかは分からないが。2時間ぐらい連続運転しても腰が痛くなるとかいったことはない。ティーダの大きめのシートもよかったが、このシートも十分満足。

アラウンドビューモニターはやっぱりなくても困らなかった。あればあったで、補助的に使うのにいいが、車の位置の微調整でギアをRからDに変えると消えてしまうのは不便。マイナーチェンジでメダリストの装備がこれからLEDヘッドランプに変わったのがうらやましい。

エマージェンシーブレーキは、今までブレーキが動作する状況にはなったことはないが、前の車に近づきすぎるとたまに警告音が鳴る。一応常時動いているようだ。付属機能のレーン逸脱監視は車線をかなり行儀よく守ってないと頻繁に鳴るので消してある。

オートライトはティーダの頃から進歩して、ちょっと暗くなるとヘッドライトが点灯するようになった。薄暗いときはスモールのみ点灯、という状況がなくなった。もちろん現状の方が安全でよい。あと、「雨の日はライトオン」にも協賛しているので、ワイパーを動かすとヘッドライトが点灯する。もちろんこれも安全への配慮でいいが、電球は案外早く切れるかもしれない。

あとはナビが高機能で便利。

まとめ

メダリストでナビもちょっと贅沢したので、支払額はノートでこんなんかよ! とあきれられそうな気もするが(でも値引きもかなりよかったですよ)、しばらく乗ってみて、やっぱり十分満足している。