昨日1月11日に、習志野演習場で恒例の第1空挺団降下訓練始めが行われたので、3年ぶりに行ってきた。
天気は快晴で風もなく、着込んでいると暖かいどころか暑いほどの天気になった。
一方、東日本大震災などを通して自衛隊の認知度が高まったためか、来場者もかなり増え、朝7時に並んだ友人が「最前列を取れなかった」と嘆くほどだった。9:45頃入場した私など最前列どころか、地上の様子がよく見えない位置にしかいられなかった。トイレもすごい列ができていたので、この混雑は陸自側でも予想を超えたものだったようだ。
前回、前々回は昨日より1時間遅く来てもヘリコプターぐらいはまともに撮れたが、今回はそんな状態なので、車両はもちろん、低空飛行するヘリもろくに撮れなかった。
とはいえ、新鋭、1 Nikkor VR 70-300mmF4.5-5.6の投入により、今まで撮れなかった写真を撮れるようになったのは確か。
今回、ニコン1シリーズに搭載されているAFエリアのモード、「ターゲット追尾」の使い方を覚えた。これを使うと、飛行機などの目標にAFエリアがはりついてフレーム内のどこにいてもピントを合わせることができる。
AFモードをAF-C、連射をメカニカルシャッターの連射モード(ニコン1V2では秒5コマ)にしてターゲット追尾と組み合わせると、そこそこの歩留まりで写真を撮れるようになった。
V1もターゲット追尾の機能はあるので、入間基地もこれを使えばまともな写真がもっととれたかもしれない。しかし、動体への追随能力はV2はV1に及ばないので、V1はやっぱりダメかもしれない。V1も性能が十分でV2などいらなかったのか、やっぱりV1はダメなのかは、あとで確かめてみる。
なお、ニコン1V2で1000枚の写真を撮影したが(すべてJPEG)、電池2個、つまり予備電池を1個用意しておいたら間に合った。飛行機撮影では500〜600枚が電池1個の能力と言えそうだ。
以下昨日の写真。
空中から最初の降下を視察した防衛大臣らを乗せてきたCH-47。離陸時に派手な動きをして好評だったが、自分の位置では普通の姿勢になったときやっと撮影できた。
CH-47からの比較的高高度からの空挺降下。
UH-1Jから隊員がまさに飛び降りる瞬間。
CH-47からの降下。
背中を見せて旋回するP-3C。
今回の訓練展示ではシナリオが島嶼奪還だったので、護衛艦からの艦砲射撃やF-2による爆撃(と称して地上で爆発を演出、F-2は来なかった)、海自の哨戒機による敵情偵察が行われた。
接近してくるC-1。
C-1による空挺降下。
C-130Hによる空挺降下。
OH-6D。
87式地雷散布装置。搭載機がUH-1HからUH-1Jに変わっていた。
OH-1。
AH-64Dアパッチの背中。CX70-300がなかったら豆粒だった。
ドアガン装備のUH-1J。
敵陣制圧後いっせいに航過するヘリコプター。その中からAH-64Dアパッチ。
防衛大臣ほか要人を乗せ離陸するEC225。
帰りには手荷物検査場の近くに装備品展示場が設けられていたので、そこを一通り見た。今までは土手の方のあまり広くない場所で小数の装備品を展示していたが、今回は場所が広く、ヘリコプターが一通りと、陸自の主要な車両が展示されていた(空自からもPAC-3を展示)。もちろん74式と10式の戦車もあって人気だった。
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