『凪のあすから』第十話「ぬくみ雪ふるふる」
ストーリー
うろこ様が父の立会いのもと、光とまなかに神話を伝える。人々が地上に出て行ったことを悲しんだ海神は姿を隠し、世界はぬくみ雪に覆われ冷え切ってしまった。見かねた地上の娘が1人、海神に会いに行って助けを乞うた。海神はそれに応え、世界は元に戻ったという。
今このときは、人の心が海神から離れていったという。「祈りがなければ海神様も力を失う」。海神の衰弱にともない、「50年後か100年後か」、いつか地上に滅びのときが来る。
海の人は世界の異変を冬眠で乗り切ることができる。異変の影響で人口が減る前に皆ですぐに冬眠に入ろうということに。地上の人は見殺しにせざるを得ない。
納得できない光。まなかに何か言おうとするがハグしたせいで彼女は顔もみせずに走り去ってしまう。
光は決意する。海神様の力が弱っているなら、おふねひきで力を復活させよう。うろこ様は光にダメ出しをするが、なぜか子供らの地上への通学を許す。「義務教育じゃ」。
学校で世界の異変を伝える光達。紡も海の異変を話し、クラスに動揺が広がる。
その夜、汐鹿生の村では冬眠前の絶食を前にした盛大な宴会が行われた…
視聴コメント
- 「おっちゃん、どんなときでも芽株だな」
- このアニメなんで田舎のおっさんがこんなにリアルなんだよwww
- 「あいつ」の一言で通じるほどに波中の子供らに意識される紡
- 「義務教育」って『ビビッドレッド・オペレーション』のカラスかよw
- 世界が滅ぶのが世代を超えた先なので、滅ぶのが事実としても時間スケールが違いすぎてどう対処していいか悩む中学生達
- 小学生2人は「形見分け」をはじめる
- ノストラダムスの大予言が流行った頃の小学生はこんな気分だったですよ
- さゆの「かたみわけりすと」のトップが「かなめ」
- 「ろんげ」はまなかだろうな
- 「ぼいん」は…www
- 「たこ只←こいつはもらうしかくなし!!」
- 要をめぐるライバルのちさきがまなかと同等の友達扱いで光の方が悪く言われてるのはなんでですかねw
- 女わかんねえ
- 芽株おやじはあかりが来ないのでがっかり
- 某おやじがまなかに「目覚めたとき、若いもんがぼっこぼこ子供産んでくれねえと」
- 今現在発言すればセクハラだけど、世界の危機だとそういうことを言いたくもなるか
- 若い女性に望まれる普遍的な願い
- だからこそ相手を尊重した節度あるふるまいが大切だが
- 世界の危機が迫ってるうえに酔っ払いのオヤジだからなあ
解説
世界に危機が迫ると海の人は冬眠で乗り切るという。衝撃の設定。EDラストのぬくみ雪に埋まるまなかはこのことを示していた。
冬眠前には絶食しなければならない。絶食の前に好きなだけ飲み食いしようというので大宴会が開かれる。これはあれだ。ほとんど断食明けのムスリム。いや、これから断食するわけだが。そういう意味では、夜明け前に昼の分の食事を一気に取るムスリムというべきか。ムスリムは酒は飲まないけれど。
冬眠はいっせいにするが、いつ目覚めるかは人によるという。年寄りは目が覚めないかもしれない。波中の子供らは冬眠で危機を乗り越えることができるが、幼馴染4人が同時に目覚める保証はなく、同じ時を過ごせるのはこの先ない可能性が高い。ファンタジーアニメのくせにまさかのSF展開。
海村は地上のコオロギみたいな感覚でウミウシが人の部屋に入ってくるようだ。まなかが部屋でウミウシを見つける。裏返すとそれは(伏線)。
ぼろぼろ泣きながらのりまき食べるまなかが幼児かわいい。ニコ動一挙時のコメントより、花澤香菜がおにぎりを頬ばりながら演技していたと判明。声優すげえ!
一方映画『ジョーズ』では、サム・クイント役のロバート・ショウが、酔って過去の話をするシーンでリアリティを追求するため、実際に酒を飲んで撮影にのぞんだという。がしかし、リアルに酔っ払った状態ではとても使い物にならない演技になってしまい、後日シラフで撮り直したとか。キャラクターがやることをそのまま役者がやってもダメなこともあるということで。
だからこそおにぎりを頬ばって見事な演技をした役者に賞賛を。
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2013/06/26
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (18件) を見る
- 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
- 発売日: 2014/03/26
- メディア: Blu-ray
- この商品を含むブログ (6件) を見る