凪のあすから第23話

凪のあすから』第二十三話「この気持ちは誰のもの」

ストーリー

海神がおじょし様から奪ったものとは、「人を好きになる心」だった。うろこ様にどうすればまなかの失くしたものが取り戻せるのか問い詰める光。「世の中にはどうにもならんことは確実にある」。納得いかない。まなかは失くした心に気づかず無邪気に晃と遊んでいる。

とりあえず友人達に相談する。本人が困ってないならいいのでは、と要。「私だったら、少しほっとするかもしれないな」とちさき。「勝手なこと言うな!」「大人ぶるな!」と突然さゆが怒りだして出て行ってしまう。追う美海。光も「気持ち悪い」と言い捨てて立ち去る。

造船所でまなかと晃と合流。まなかが海の中で光るものをみつける。光が拾ってくると、ウミウシが吐いた白い石だった。石の重要性にピンと来た光はそれを大事にするようにと強く言う。

石を手にしていると心がざわつくまなか。光が自分のために頑張ってることは分かる。その理由は分からない。ここで美海から願い事。「まなかさん、その石、ちょっと貸しといてくれる?」。

翌日、木工室で石をペンダントにしてやる美海。受け取って喜ぶまなかを見てなぜか涙が流れる。

大学に戻るため氷の上で観測機材の整理をする紡。光がそこに来て、まなかが好きなのは紡だから、彼女の気持ちを刺激してやれ、と頼みこむ。にべもなく拒絶する紡。かっとなった光がつかみかかるが、5年の体格差はどうにもならない。光を取り押さえて、なぜ応えられないか話す紡。率直に語った言葉を聞いてしまったのは…

視聴コメント

  • おふねひきの後にまなかが言いたかったことが「紡への告白」と思い込む光
  • 美海の心の声はきっと「いやそれはないから」
  • さゆ「要をバカって言うな!」「私が言うのと他人が言うのは違う!」
  • わかるw
  • まなかが紡を好きだと思い込んでるのは光1人
  • というのが分かりきっててつらい美海
  • 光も気づいてるけど納得するのを避けている感じ
  • まなかが自分を好きだと確定すると、自分の必死な行動は自分のためのものになってしまう
  • そんな「利己的」な自分が光にとって許せないのだろう
  • 利己的でない自分に酔ってしまうこともまた利己的であると考えられるが光はそこまで頭の回るヤツじゃない
  • こういう「面倒なこだわり」はこのアニメの重要なモチーフ

解説

海神は、まなかを救出に来た光たちに反応して、まなかから胞衣と人を好きだという心を奪ったという。人を好きになる気持ちなどどうやれば取り戻せるのか。とんでもない課題が提示される。

海神様がまなかを眠らせていたのは、おじょし様とどう接すればよいか悩んでいた頃と同じ状況だったかららしい。海底に引きずり込んで捕らえてみたものの、まなかには好きな人がいた。

21話で何箇所か、まなかが「好き」という概念を理解していないシーンがある。

22話で示されたまなかの欠落した記憶も、まなかの「好き」という想いに関連したものだと分かる。

ウミウシの石はまなかの家で吐き出されたはずだが、偶然にも港で見つかった。海で起きることは海神が関与している。これも海神のわざだろう。神も今の状況をよしとしておらず、解決策を求めているのかもしれない。

木工室で美海がペンダント作りに使ったのがエポキシ接着剤(チューブにEPOXYと書いてある)。丸い石を平面のベースに貼るのだからエポキシが適している。特に語られないが8話以降アクセサリー作りが美海の趣味になっているらしい。

で、接着剤はどうしても隠せないはずなので、あれは透明エポキシのはず。硬化してから耐水ペーパーとコンパウンドで磨いて仕上げたと推測される。ペンダントになった状態で石の形が変わっているから、ベース側の体積が増えた分がエポキシ樹脂。

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