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Windows10に無料アップグレードすべき10の理由

煽りタイトルです。現状に不満がない人がアップグレードする必要はありません。うまく動いているものは下手にいじらない。これ重要。

そして、アップグレードして不具合が出ても、私が責任を取ることはできません。

ではなぜ「アップグレードすべき」なのか。日常の中でちょっとした刺激が欲しい人にとって、無料でできるアドベンチャーだからです。

というわけで我が自作PCのWindows10導入記。

アップグレードしたのはもう一か月も前のこと。まずネットで調べて、重要なソフトがおおむね動くことを確認。

まずバックアップ。そして作業開始。途中経過はネットにある通り。何度目かの再起動の後にログイン画面が出現。

「簡単じゃねえか」

と思ってパスワードを入力しようとして…

入力できない。

マウスもキーボードも認識されていないw

ここで決断を迫られる。さっき作った非常用CDを使ってバックアップからレストアするか、何らかの方法でキーボードを使えるようにするか。

まず有線のUSBキーボードを使ってみる。ダメ。USBが使えなくなっている。

保管してあるPCの部品を漁ったらUSB→PS/2変換アダプタが出てきた。

キーボードは使えるようになった。ログインはできた。一安心。

コントロールパネルからデバイスマネージャーを開く。案の定USBのドライバーが動作しなくなっている。ネットで調べてまずUSB3.0のドライバを削除。Windows10は標準でサポートしているのでマザーボードのメーカーのドライバは不要。

その後ドライバがインストールされたがUSBが有効にならない…

グラフィックボードのCatalystドライバー導入時にUSBフィルタドライバも入れていたのでそれも削除。

やっぱりダメ。

やむなく、レストア(Windws7に戻す)か、初期化(Windows10を継続)かの判断。

もう少し冒険しようということで初期化を選択。ただしCドライブはフォーマットしない方を選択。

再びログイン画面。さっきまでの苦労が嘘のように、あっさりマウスもキーボードも使える。データは残っているし、Windows7のときのソフトの設定はおおむねwindows.oldフォルダーに残っている。ソフトの再インストールが必要だが、それはなんとかなりそう。

で、Windows10にアップグレードして今まで使っている。おおむね不具合はない。

ただ、安定性は今一つで、最近ではスタートメニューが開かないという問題がたまにある。再起動で治るとはいえ、再起動せずに長く使えるWindows7ほどの安定性はない。

ともかく、こうしてアップグレードしてみて、タイトルにある通り、アップグレードしてよかったと思える点を10ほど挙げてみる。

  1. 最新版のOSのためセキュリティ上より安心できる
  2. MS IMEの機能強化
  3. エクスプローラの機能改善
  4. 多言語化が容易
  5. ストアの実装で有償ソフトの入手がより容易に
  6. メディアセンターの発展解消
  7. ニコンのViewNX-iでファイル読み込みに異様に時間がかかる問題が解決
  8. USB3.0の標準サポート
  9. 動作が比較的軽い
  10. IEより独自機能を減らしたEdgeを搭載

それぞれについてちょっと注釈。

セキュリティ

セキュリティ対策が進歩しているのと今後積極的にパッチが配布されると期待されるので、バグを突いたゼロデイアタックに注意は要るがWindows7よりは安心できるという認識。今のところ。

IMEの機能強化

Office IMEの機能にクラウド変換も追加され、Windows7の標準IMEより圧倒的に使いやすくなっている。過去にBaiduやGoogle IMEを試してきたが、今回は標準IMEから変える必要はなさそう。

エクスプローラの機能改善

拡張子と隠しファイルを表示するための設定が簡単にできる。Windows7とWindows10で設計のコンセプトが違うことが実感できた。

多言語化が容易

会社で外国人に使ってもらうためにPCにプリインストールWindows 7 Professionalを英語化しようとしたらできない。英語版も容易には買えない、と分かりブチ切れそうになった。フリーソフトで英語化可能とは分かったが、セキュリティ上会社から許可されるとは限らない。

同様の悩みを抱えたユーザーからの殺気を感じたのか、Windows10は多言語化を標準装備している。ちょっと英語にしてみた。

ロシア語にもできるからFirefoxをロシア語で考えて使うことも可能。

ストアの実装

有償のソフトに課金するとき、クレジットカード情報を抜かれる心配が減ったのがなにより。

メディアセンターの発展解消

といってもFLACがサポートされたのとプロテクトのかかったDVDが再生できるぐらいのことしか確認してはいないのだが。

一方、メディアセンターでの使用に特化したTVチューナーボードが使えなくなってしまった。もともと録画予約が数秒遅く始まって数秒早く終わるという素敵仕様だったし、HDDレコーダーを購入してからほとんど使ってなかったので問題ない。

それにしてもメディアセンターがなぜあんな仕様だったのかの方が謎だ。OS内の別のOS、といったソフトだった。メディアセンター内のアプリはデスクトップから起動できない(らしい)し、メディアセンター内で標準IMEが使えないし、本当にひどかった。

今のところ、手持ちのもので、TVチューナーボード用のソフトが使えなくなった以外に使えないプログラムはない。

ニコンのViewNX-iのファイル読み込みの問題解決

どうでもよいことだが10に数を合わせるため無理やりここに書いた。

USB3.0の標準サポート

メリットというか、アップグレードする際はサードパーティーのUSBドライバは一通り外しておかないと私のようにキーボードもマウスも使えなくなって困りますよ、という話。PS/2のキーボードとマウスがある人は話は別。

動作が比較的軽い

スマホがOSアップデートのたびに重くなるのに比べると、Windows7→Windows10はびっくりするほど動作が変わらない。むしろ軽くなっているのでは、と思えるほど。

今のPCはCPUが6年前、マザーボードが4年前のものだが、それで動作は全く問題ない。

Microsoft Edge

IEの独自機能を削り、IEでなければ動かないというWEBサービスを減らしてゆきたいらしい。志は買うがまだ動作が不安定なので、IEを使っている。

以降メモ。

Windows10では動かないとされているが、使ってみたら動いたもの;

ワコムタブレット、BUMBOO FAN CTH-661(ネットで動くという情報は得ていた)。

PCに繋げたらいきなり動いた。ただ、動作が以前と違うので改めてドライバをインストールWindows7用の64bitドライバをインストールしたところ、問題なく使えている。

らくちんCDダイレクトプリント for Canon

ネットから入手できなくなっているが、プリンタに付属していたCDからインストールして無事に使えている。現状特にバグなどはないが、最新版が使いたい場合は製品版を購入すればいい話。

あと、WinDVD Pro 11というソフト。

とりあえずCorelから試用版をインストールし、BDが再生可能であることを確認。その後しばらくして、シリアルを登録しようとしたら、期限切れとかいって動かない。まだ期限になっていないはずなのだが、昔試用版を入れたときから時間をカウントしているのかもしれない。

せめてシリアルを入れられるようにしてくれ、と途方にくれたが、購入元のsMedioから製品版がDLできると知り問題解決。

http://www.smedio.co.jp/docs/upgrade_WD_Pro.html

CorelからSP5のパッチもDLして適用できた。以後問題なく使えている。購入した時点でWindows8対応版だったためWindows10でも使えているらしい。

今のところ大きい問題がないうちのWindows10だが、これは初期化したことも多分に効いていると思う。初期化しないでアップグレード場合にどのような不具合が出るかは不明なので、不具合が出てしまった場合どう対処したらいいかは、私にはアドバイスは何もできません。

以上。

らくちんCDラベルメーカー18 [ダウンロード]

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