5月5日の厚木基地

今年のGWはどこに飛行機を撮りに行こうか、と考えて、5月3日に厚木基地がかなりにぎやかだったという話を知り、5日に行ってみることにした。

天気は快晴。南風。かなりいい状況で飛行機も沢山飛び、いろいろ撮影することができた。

基地に着くとF/A-18Eが1機何やら上空で待機している。しばらくしてから着艦フックを下ろして降りてきた。緊急着陸とのことで、降りてすぐワイヤー拘束され、しばらく滑走路が閉鎖になった。

機体はこの通り燃タン5本搭載のタンカー仕様。

この日の装備はD700トキナーのサンヨンと、新鋭ニコン1V3にCX70-300mm。

D700とサンヨンの組み合わせだと、この通り当たり前のように容易に撮影可能。ただし飛行機を撮るには300mmはやや焦点距離が短い。また、コントラストや色再現、色収差の低減などは今のレンズに及ばない。

昼前に飛来した海兵隊のAV-8Bハリアー×2機。

V3はやはり画質がV2よりかなりいい。ハリアーとなるとD700+300mmでは焦点距離が足りない。

こちらもV3とCX70-300mm。

V3は最速秒20コマでAFを動作させながら連続撮影できる。これは10コマ/秒で撮影。

このコマ速度では電子シャッターとなるが、むしろそれにより、撮影の瞬間以外はセンサーが目標を捕捉し続けるのでピントには有利かと思い試してみた。

ジェット機なら電子シャッターで何の問題もない。

RIOが手を振っている。この日はマニアがどっと詰めかけていたので上からも面白い光景だったのだろう。

コクピットにやや寄せてみる。ミラーレスカメラでもこの解像度なら何も問題ない。

電子シャッターの場合気になるのは動きの速いものの歪み。ヘリコプターを撮影したらこんな具合。

ローターがわずかに曲がっている。

シャッタースピードをヘリコプターなので遅くしてみた。当然ブレるが、撮影枚数が多いので中にはあまりブレない写真もある。

それより問題は露出オーバーなこと。

秒10コマ以上の連続撮影では、AFは効くけど、最小絞りはf/5.6に制限されるということに気がついた。つまり秒10コマおよび秒20コマではAFは追随するが絞りはほぼ固定となる。

これは、電磁絞りのコントロールが追い付かないので絞りを固定したということで、絞りを固定するとなるとf/5.6より先では位相差AFが使えなくなるので、こういう制限ということになる。

結果、シャッタースピード優先モードでは露出オーバー不可避となる。

戦闘機の露出が問題なかったのは、たまたま1/1000秒・f/5.6がこの日の適正露出だったため。

ヘリコプターはローターの歪みと露出の双方の条件から、メカシャッターが使える5コマ/秒以下しか使えないということが分かった。

D700でもう一枚。

換算810mmだから撮れる、F/A-18Eのブレーク。

着陸は離陸よりは容易に撮影できるので、300mmでもこんな具合に撮れる。

これより遠いと陽炎が目立ってしまうので、やはりフルサイズ換算800mm程度までがアマチュアが飛行機撮影に使える焦点距離かなと思う。

というかアマチュアがこの焦点距離のレンズを使える時代というのは考えてみればすごい。