10月15日のパブリックデーにJA2016に行ってきた。2008年以来8年ぶり。会場は東京ビッグサイトなので飛行展示はなし。
10時頃入場したら皆が上に上がるのでついていったらブルーインパルスJr.が演技をしているところだった。航空祭は何度も行っているが実はこれを生で見るのは初めて。
JAXAや大学などが共同研究している飛行機の模型。エンテ型に前進翼という尖がったデザイン。
今回はインドからの展示もあった。インド機の搭載武器などそうそう撮影する機会はない。
航空自衛隊のブースにてT-4練習機のF3エンジンのカットモデル。
三菱のブースのX-2研究機の模型。一度「コアファイター」と呼ばれるのを聞いてしまうともうコアファイターにしか見えないw
防衛装備庁のブースにてP-1哨戒機のF7エンジン。
ボーイング767ベースの空中給油機KC-46の給油ブームオペレーター席。立体モニタで遠隔操作とは聞いていたが実物はこんな感じ。偏光眼鏡で立体視する。
川崎重工の新型ヘリコプター、BK117D2/EC145D2。色々新しくなっているが最も大きい変更点はテイルローターがEC135のようなフェネストロンになったこと。今後EC135との見分けが難しくなりそう。
エアバスヘリコプター(元ユーロコプター)の新型機H160のモックアップが展示されていた。
屋外ではF-35Aのモックアップの展示。パブリックデーは操縦席に座るサービスはなし。それでも操縦席は行列ができていたが機体の下側は潜り放題なのでウェポンベイを撮影。右側はJDAMとAMRAAMが搭載されている。
右の主脚と主翼。国籍マークは話題の通り縁のグレーのみ。主翼はけっこう強いコニカルカンバーがついている。
操縦席を後ろから。
IHIのブース。「飛鳥」に搭載された国産エンジンFJR710。ネ20も展示。
書籍の販売ブース。『いちから始めるAvionics Lesson』だそうです。
UCHIDAというところが展示していて話題になった炭素繊維のフィギュア。
繊維模様が美しい三次元の造形。
ペンシルロケット。尾翼部分は実物とのこと。
最後にF-35の機首部分。
国際航空宇宙展は実は入間基地開催の1979年以来何度か来ている。あの時の記憶は非常に鮮烈だったけれど(例えばF-15が離陸していきなりハイレートで雨雲に突入した)、屋内展示のみでもそれはそれで新鮮な発見がある。
願わくばまた飛行場で、各国の飛行機がたくさん飛ぶ展示会が開催されるようになってほしい。
これなら判る!?いちから始めるAvionics lesson
- 作者: 山崎正秀,青空ねこ
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