4月の頭に近場のドライブで岩槻の神社にお参りしてきた。
武蔵第六天神社
元荒川の永代橋と水門があるその少し上流にある神社。
左岸側の微高地の集落、大戸の元荒川の川岸に建立されている。
川がゆるく曲がっている場所なので景色がいい。
この日は桜の咲き始め。今頃は樹齢数百年とされる藤が咲いていると思う。
ただ、対岸に建設残土でできた山があるのはちょっと苦笑い。
鳥居と拝殿。拝殿は新築。本殿が工事中で、ご神体はひとまず社務所横の建物に祀られている。
主祭神は面足尊と吾屋惶根尊。神の使いとして天狗も存在するとのこと。
神社はあまり大きい規模ではないが、それに比べて有名なのはやはり風光明媚な場所によるのだと思う。神社の近くには川魚料理の店が多く、神社と花と料理を楽しめる。
久伊豆神社
岩槻城を守護する神社。周囲を森にかこまれ、かなり大きく有名な神社。
御朱印帳を手に神社を回るようになるまで存在を知らなかったのは不覚。
拝殿は2014年に改築されて新しい。この日は結婚式が行われていた。
境内にはいくつか戦役碑が建立されているが、この砲弾型の石碑は珍しいと思った。
見ると大正3年から9年の戦役の記念碑で、「陸軍砲兵大佐二味篤之助」の名が記されている。第一次世界大戦で青島要塞の攻略戦に参戦、大正9年まで駐留したということのようだ。
日露戦争の戦役碑はあちこちにあるが第一次世界大戦の戦役碑は初めて見た。
二味篤之助についてはネットで調べて情報が少なく、少佐のときに函館重砲兵連隊の第8代連隊長を務めたことが分かるぐらい。
http://www006.upp.so-net.ne.jp/fortress/tsugaru/hakocom.htm
50mm/1.4のレンズで八重桜を撮影。f/4で-2/3段露出補正。f/2.8まで開けてもよかったかもしれない。
御朱印はお守りなどをいただける窓口で巫女さんに受け付けてもらえる。