承前。
パーツが入手できたのでいざ組立て。
まずCPUを取り付け。AMDと違って今のintelはマザーの方からピンが出ててCPUは載せるだけ。それでカバーで覆うソケットになっていると。
intelのCPUを買うのはPentium Pro以来21年ぶりなので何もかも知らないことばかり。
クーラーをつけたら見えなくなるのでCPUの表面を撮影。
CPUクーラーに使うグリスを用意。以前買っておいた銀グリスAS05。
CPUのセンターに米粒大に置いて、これをクーラーで押しつぶして広げる。
intelのクーラーは勝手がわからず、うまく広げられなかったので再挑戦。
グリスをきれいに取るにはアルコールで拭くのがいいのだけど、ティッシュで実用上問題ないレベルになったのでそれで再挑戦。やや少なかったのでグリス増量。
CPUクーラー白虎とメモリー取り付け。
ケースは寸法に余裕があるのでこのタイプも楽勝。手裏剣とか侍とかいらなかったな。
グリスはCPU直上についてはクーラーとの間に隙間なく充填できているはず。
そしてPCを運んできてケースを開ける。5年分の埃がw
旧マザーを取り外し。5年間お世話になりました。CPUは約8年間稼働。
そしてCPUグリスの状態を5年を経てついに確認。
中心は完全に充填できていて、周辺に空隙が。
クーラー側も同様で、周囲に空隙があったのは確実。
これで5年間問題なかったのだから今回も中心に米粒大で押し広げるで間違いなかろう。
そしてケースに組付け。ケーブル類を配線。
以後つつがなく組立て終了。
電源を入れて問題なくBIOSが起動。作業中に静電気でCPUやメモリーを壊すことはなかった(途中再三ケースなどの大きい金属に触れて身体の放電を行った)。
OSは前もってマイクロソフトから1709のインストールメディアを作っていたのでそれで導入。
USBメモリーからだと楽勝。USBのワイヤレスキーボードとマウスもBIOS、Windowsともに使用可能。OSのライセンス認証もメールアドレスとパスワードで完了。
あとはデータを外付けドライブから復元、特にメールについて、Thunderbirdのappdatta\roamingのフォルダを復元して、組立て前と同様に受信できることを確認。
今の自作PCはミニ四駆みたいなもの、とはよく言ったもので、自分も最近会社の付き合いで始めたのでよくわかる。ミニ四駆は組み立てて走らないということはまずない。
PCも適当にパーツ選んで組み立てて動く、というのがどれだけ素晴らしいことか。適当にパーツ選んで組み立ても動かない時代を知っているので本当にありがたい。
PC/AT互換機の歴史と高度なモジュール化に関する解説は誰かがしてくれているであろうからそちらを当たっていただきたい。
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