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ミリオンライブ6th追加公演SSA初日レポート

ミリオンライブの6thライブ、3か所6回の地方公演の後、追加公演をさいたまスーパーアリーナで行うことになった。先行申し込みはアソビストアの有料会員になれば可というのでさっそく入会して申し込み。2日申し込んだが初日だけが当たり、2日目はライブビューイングにした。一般発売時に申し込めばスタンド席で2日目が確保できる可能性もあったが、その期日をうっかり見逃してしまった。とにかく1日だけでも当たったことがラッキーだ。

そして9月になった。仕事がえらい立て込んできてどうしたものかと思っていたところにチケット発券。座席を見るとなんとアリーナ席A5ブロック。ネットで調べると最前列右寄りという絶好の座席。一気にテンションが上がり、これは何としても行かなければならない。そのためには仕事と休息の両方を力を抜かず、万全の態勢でのぞまなければならない。

よりにもよって9/20までみっちり仕事が入り、うっかりすると21日にもずれ込みそうな勢いだったが、どうにか20日中の作業で終わらせ、21日の休みを確保した。17時始まりだからうかつに仕事は入れられない。

当日は500ccの水のペットボトル2本とEScapeスポーツドリンクのペットボトルの計3本をアソビストアの通販で買ったタオルにくるんでリュックに入れ、同じく通販で買ったパーカーを羽織って電車でさいたま新都心へ。ちょっとだけ時間があったのでヨドバシカメラに行って皆さんの名刺を拝見。ヨドバシカメラ様とも名刺交換。

それからプロデューサー様であふれるけやき広場を通って会場へ。

前回とまったく違うルートで会場へ。アリーナ席に着くと本当に目の前がステージ。そして、なんとすぐ左にランウェイが伸びている。

「Flyers!!!」のセットを意識したものだと分かった。このためAブロックは3と4がなく、A2ないしA5ブロックがステージに最も近いブロックということになる。マジ? ここで運使い果たして大丈夫???

SSAは2回目、LVも全会場見ているというので昨年ほどの緊張感はなく、時間通りスタート。

地方公演と違い色が統一していないので1曲目は「Brand New Theater!」。キャストはトウィンクルリズム、閃光☆HANABI団、D/Zeal、Jelly PoP Beans、Cleasky、りるきゃん ~3 little candy~の6つのユニット衣装で登場。地方公演と同様に各ユニットの曲と、765ASの曲を組み合わせて公演。各ユニットがおおむね3曲+他のユニットとのコラボ曲1曲を歌った。

詳細はリンク先のレポートを参照ください。

www.famitsu.com

地方公演と詳細が変わって、おおむね尺が短くなっていた。D/Zealでは愛美のギターを期待していたのだけど、それは福岡公演だけの特別な演奏で、SSAではギターなし、イヤモニ装着状態で「ハーモニクス」、「餞の鳥」を演奏。この後なんとトゥインクルリズムが加わって「創造は始まりの風を連れて」を演奏。最後に「アライブファクター」となった。

他のユニットも同様で、地方公演から削ったものもあれば、違うユニットといっしょになったために、例えばりるきゃんとJPBで「fruity love」を歌ったりした。とにかく、この公演は追加公演で、各地方で行った公演がそれはそれで唯一無二のもの、首都近郊で同じことをまたやるのではない、という地方プロデューサーへの配慮が分かる。そして、それでもせっかくSSAでやるのだから、こっちもスペシャルを用意しよう、という狙いも見えた。運営のサービス精神がこのライブでもきわめて旺盛だった。

それでアリーナ席で観賞した感想はどうかというと、物理的にはスタンド席最上段よりも、ライブビューイングよりも近いのに、存在のあり様にキャストと観客の間で、文字通り天と地ほどの違いがあることが体感できた。極端な表現をすれば、「ステージにいるのは神」。生でステージを見に来るというのはこういう体験をすることか、と思った。それから、ランウェイがあるので、演奏を後ろから見るという斬新な体験をした。サイリウムの海を見ながら歌うキャストの視界をちょっとだけ共有できた気がする。

ライブは地方公演同様『UNI-ON@IR!!!!』という音楽番組を模して展開したが、地方公演でアンコール1曲目の「UNION!!」は番組の締めの曲になった。前回初披露だったこの曲。イベントや地方公演でたくさん聞いたので、ここでもサイリウムを振ってコールに熱を入れ、感動して泣いた。

そして地方公演と違い、ソロ曲などの番組外の演奏がなく終了。ソロ曲がないというのは異例だと思う。それでも2時間以上が経過していたので十分ボリュームたっぷりなライブだが。

アンコールは、ステージのランウェイにルミエール・パピヨンの衣装で皆さんが登場して「Flyers!!!」。2周年イベントで初披露したのでやるだろうという予測はあったが、リアルルミエール・パピヨンの美しさと合わせて、これも素晴らしい演奏だった。

それから全員がトークして、最後の最後に「Thank You!」で幕。客電が点くと恒例の「アイマス最高!」コールが自然発生。SSAに集まった全員がまたニコニコして帰路についた。

さて。演奏中に気が付いたのだけど、ゲストを迎えて演奏したユニット曲(+インヴィンシブル・ジャスティス)。地方公演ではユニット衣装のまま違うユニットの曲を歌っていたけれど、SSAではシャイニートリニティだった。なんと、ゲスト以外のキャストはそのたびに着替えていたのだ。

特に、上田麗奈を見ていたらシャイニートリニティで「ビッグバンズバリボー!!!!!」を歌い、次に「月曜日のクリームソーダ」で全力!チアガールに戻ってクリームソーダ飲んで、「インヴィンシブル・ジャスティス」でまたシャイニートリニティになってる! そして全員曲「DIAMOND DAYS」でまた全力!チアガール。

これ衣装構成どうなってたの??? と思って作ったのが下記表。

アンコールの着替えも含めると上田麗奈だけ5回着替えているというミラクル。トークでプレッシャーがきつかったと話していたけど、このスケジュールじゃ無理もない。このライブの殊勲賞は間違いなくうえしゃま。ステージでとっても綺麗でした。

それから2周年のヒロイン、ロコ役の中村温姫は、JPBのステージで渡部恵子から「上の段で見る景色は特別だよー」とか煽られてぐぬぬ、ってなってたのだけど、演奏の終わりに突然壇上の渡部恵子斉藤佑圭の二人がそれぞれ中村温姫と戸田めぐみを連れてステージ上段へ。その特別な景色を見せてあげるというサプライズ。地方公演で中村温姫が仕掛けたサプライズにサプライズ返しというサプライズ。こんなん泣く!

もちろん、野々原茜ちゃんの小笠原早紀さんも病気療養から無事復帰。早期発見早期治療で大事に至らなくて本当によかった。

以上、地方公演から予想もつかない追加公演だった。まさに、プロデューサーやっててよかったと思えた一夜。