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ニコンZ 24-70mm f/2.8 S

今年頭にニコンZ6を買ったが、FTZのキットを選んだので、Z用のレンズを持ってなかった。なぜかというと、キットレンズのZ 24-70mm f/4を買ってもこっちのf/2.8が欲しくなるのは目に見えていたため。AF-Sの標準ズームがあったから実際大きくは困らなかった。

そして夏になってようやく本命のレンズを購入。Z 24-70mm f/2.8 S。

カメラ歴は一応30年ぐらいあるので、f/2.8通しのレンズもなくはない。トキナーAT-X 280 Proがそれで、20年前に購入。価格は10万円以下だった。それで当面大口径ズームは要らないかとも思っていたのだけど、いざD700で絞りを開けて撮るといろいろがっかり。

という経緯があって、今度こそ本当に「使える」大口径標準ズーム。もしこのレンズが十分使い物になるなら、広角〜標準域は単焦点レンズを買わなくてもいい。

1本で何でもできるレンズと考え思い切って買ったが、正直、手持ちのカメラ機材の中では最も高い買い物になった。10万円を超えるレンズ自体がまだ3本しかない(DC 135mm f/2, 1 Nikkor 70-300, Z 24-70mm f/2.8)。

さっそくZ6につけて撮影。奥はD700+Tokina AT-X 280。大きさとしてはあまり変わらないように見えるが、D700が元々重い上にトキナーのレンズも重く、ちょっと常用が難しい組み合わせ。一方Z6+24-70mm f/2.8は、レンズの大きさこそあまり変わらないが、ボディ、レンズとも軽く、合計で1600g程度。これも重いけどフルサイズのカメラと割り切れば我慢できる。軽いのがよければニコン1がある。

Z 24-70mm。

AT-X 280。

Z 24-70mm。

AT-X 280。

Zレンズがまともに写っている一方、トキナーはレンズとしてまともじゃない感じ。カビも生えてるし実際まともじゃない。レンズメーカーレンズで20年使ってればしょうがない。

その他作例をいくつか。EXIFが残ってるので撮影データはそちらで確認願います。

純正レンズは長持ちし、サポートもカタログに載っている間は確実に、カタログ落ちしても可能な限り見てもらえるので、投資する価値がある。その上性能が確かだから申し分ない。

常用レンズなので保護フィルタも使ってる。これもちょっと奮発した。上の写真は全て保護フィルタあり。